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グリコアルブミンってナニ???

2009年08月31日
早いもので今日から9月です。

今年も残すところ4か月。また寒くなるのかと思うと、今から憂鬱なあらてつです。

寒くなるのとは関係ないですが、トロさんから、グリコアルブミンについてご質問頂きました。

『いつもブログ楽しく拝見してますm(_ _)mあらてつさんに質問です。最近献血に行きました。すると後日血液検査がハガキで送られて来ました。その中にグリコアルブミン検査と言う物がありました。ヘモグロビン検査は良く耳にしますが.グリコアルブミン検査の数値はヘモグロビン検査の数値にあてはめる事はできるのでしょうか…検査結果の中は15.6以上は注意が必要との事でした。これはヘモグロビン検査にあてはめると一体いくつにあたるのでしょうか。お忙しい所すみませんが.教えてください。』

トロさん、いつもブログをご覧頂けてるとのこと、ありがとうございます。どうぞこれからも宜しくお願いいたします。

で、ご質問頂きましたグリコアルブミンですが、よくわからないので、例によって江部康二先生にご教授頂きに行って参りました。

「あ~、グリコアルブミンね。過去1ヶ月くらいの血糖値を現すと言われてるんだけど、糖尿病の診断基準に入っとらんのじゃ。HbA1cと似たようなもんだけど、保険やと月に一回しか検査できんから、高雄ではHbA1cを検査しとるんだ。」

とのことでした。

で、おもむろに本棚から一冊の本を取り出されまして、

「ほい、ここに書いてあるぞ。」

江部康二先生から手渡されました「糖尿病専門医研修ガイドブック」によりますと、

グリコアルブミンの半減期は約17日であり、いずれも約1ヶ月の平均血糖値を反映する。血糖コントロールの変化にグリコヘモグロビンHbA1c)より早く追従するので、治療開始や治療を変更した際に、その効果を判定するのに適している。グリコヘモグロビンによる血糖コントロール評価が困難な場合に指標にするのがよい。

なお、糖尿病の診断基準に含まれておらず、診断のための基準値は確定していない。したがって、これらの検査値が正常範囲を超えているから糖尿病であるとか、正常範囲であるから糖尿病でないと診断することはできない。」

だそうです。

ちなみに、グリコアルブミンの正常値は、検査方法によって異なるが、11~16%で、月に一回定期的に測定すると、前回の測定からの血糖コントロールを評価できるとのことです。

トロさん、こんな答えで参考になりましたでしょうか?

あ、それからコメント欄ですが、このブログに来られる方のコミニケーションの場になればと思っていますので、ご遠慮なく使ってやってくださいね。

なお、今回のブログは、糖尿病専門医研修ガイドブックより抜粋、及び一部省略させて頂きました。


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コメント
マルチトールの計算について
糖質制限ドットコムにいつもお世話になっています。
ベリーチョコレートについて質問があります。マルチトールは砂糖の半分から1/3程度血糖になりますとありますが、ここの意味が今ひとつわかりません。

例えば抹茶ミルクチョコの糖質は14.6g、そのうちマルチトールが11.8とあります。この場合は糖質2.8(14.6-11.8)+5.9(11.8×0.5)=8.7
すなわち糖質1gにつき血糖値が3上がるとして、8.7×3=26.1の血糖値の上昇と考えればいいのでしょうか。
アタマ悪くて申し訳ありません。
Re: Necosさんへ
コメント&、いつも当店をご利用頂きまして、誠にありがとうございます。

マルチトールの計算ですが、まず、チョコレートに含まれている減量由来の糖質は、そのまま3をかけて頂きまして、マルチトール分は、1.5か2をかけて頂ければわかりやすいかと思います。

ただ、この1.5か2なのですが、個人差がかなり激しいです。血糖自己測定器をお持ちでしたら、何回かベリーチョコを召し上がって頂いたあと、食後血糖を計ってもらえますと、Necosさんのおおよその上昇値がつかめると思います。


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