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イタリアンって、もともと糖質制限やないの?

2008年12月15日
こじらせた風邪が、気管支炎の手前まで進行しました。

あ、これはマズイかも…。と思ったときに、面倒臭がらずに耳鼻科に行くべきでした。お蔭で1週間以上苦しむハメに…。

今更ながら、早期発見早期治療が大切だと痛感した、あらてつです。

インフルエンザが流行りだしたそうなので、皆さんもお気をつけくださいね。

さて、先日、糖質制限なイタリアンのことを書きましたら、メールで質問頂戴しました。

「イタリアンって、パスタとか食べなかったら、糖質制限じゃないのですか?それなら、糖尿人の私でも普段から食べてもいいものでしょうか?」

この質問、以前にも頂きました。その通りです。

リストランテASOの阿曽シェフからお聞きしたのですが、イタリア料理、フランス料理って、基本的に砂糖を使わないそうです。

ですから、このメール下さった方の仰る通り、パスタやらピザを食べなければ、糖質制限食になるわけですね。

じゃあ、阿曽シェフや新井田シェフの料理の何がすごいかといいますと、味はもちろんのこと、パスタやデザートまで糖質制限で作られてるとこなんですね。

こればっかりは、私がひつこく書くよりも、実際に食べて頂いた方が絶対いいと思います。皆さん、さっそくBotanicaに予約入れて、この素晴らしい料理を体感して下さい、はい。

話がそれてしまいましたね。

完璧に糖質制限なイタリアンは、Botanicaで味わって頂くとして、糖尿病を発症された方がイタリアンを食べても良いか?なのですが、阿曽シェフ仰いますように、イタリアンって砂糖を使わないそうなので、パスタとか小麦粉でできたもの以外は、糖質制限食的にOKな料理ですね。フレンチも、パンやらデザート以外をアラカルトで食べれば、充分糖質制限食ができます。

とゆうことは、イタリアンって、糖尿病を発症された方だけでなく、予備群の方やメタボを気にされておられる方にもオススメの食事なんですね。

伝統的なイタリア料理って、パスタを食べつつも低GIで、江部康二先生が提唱される、『食生活十箇条』に当てはまる食事なんです。

糖質制限食食生活十箇条は、小麦ダメなはず。なのに、どうして小麦でできたパスタがいいの?」

と思われるでしょう。

答えの前に、江部康二先生の『食生活十箇条』の第一条を思い出していただきたいのですが、

一、主食は未精製の穀物が好ましい(玄米、全粒粉のパンなど)

となっております。

で、イタリア料理で使われるパスタですが、よく「デュラムセモリナ100%」なんて書いてあったりしますよね。

この、「デュラムセモリナ」ってなんぞ?と言いますと、まず、デュラムというのは小麦の種類で、原始的な小麦の一種です。こいつは、普通の小麦に比べて固く、消化吸収が良くないそうなんですね。で、セモリナとは、粗く挽いた状態のことを言うそうです。

要するに、デュラム小麦を荒挽きしたものが、デュラムセモリナで、精製した普通の小麦粉とは違うものなんです。

精製してないので、普通の小麦粉のように、即時に吸収されません。しかも消化吸収がもともと良くないですから、パスタのGIは低く(GI50)なっており食べても、「グルコーススパイク」が起きにくいんです。

なので、完全に糖尿病を発症された方は、パスタはダメですが、予防の段階ならイタリアンって食事の選択肢の一つだと思います。

ちなみにイタリアでは、「パスタはデュラムセモリナ以外で作ったらあきまへん」なんて法律があるそうですよ。

最後に、江部康二先生の『食生活十箇条』をご紹介します。

食生活十箇条
一、主食は未精製の穀物が好ましい(玄米、全粒粉のパンなど)
二、白パン・白砂糖など精製炭水化物の摂取は極力減らす
三、発酵食品(味噌、漬け物、納豆など)をきちんと食べる
四、液体でカロリーを摂らない(飲みものは水、番茶、麦茶、ほうじ茶など)
五、魚貝類はしっかり食べ、肉類は適量を摂る
六、季節の野菜や海草はしっかり食べ、旬の果物も適量摂る
七、オリーブオイルや魚油(EPA、DHA)など身体に良い油脂は積極的に摂る
八、牛乳は極力減らし、チーズやプレーンヨーグルトは適量摂る
九、できる限り化学合成添加物の入っていない安全な食品を選ぶ
十、食事は楽しく、ゆっくり、よくかんで 

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コメント
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いつも楽しみに拝見させて頂いております。

私は糖尿人では無いですが、低糖質食に非常に興味を持っており、折を見て取り入れるようにしています。先日、血糖値測定器を購入し、食事をする度に血糖値を計っているのですが、確かにパスタはほとんど血糖値が上がりません。

丁度今日の晩ご飯はパスタでした。エリンギとほうれん草のガーリック醤油オイルのサーモンカルパッチョ乗せを食べました。麺は100g。食後1時間血糖値は110でした。

糖尿人では無いからでは?との意見もありそうですが、昨日はパスタ同様100gとおにぎり1個で食後1時間血糖値145、ラーメンを食べたりするとだいたい160overになったりします。

イタリアンは他の料理法と比べて良質な油も取れますし、思いの外肉系は少なく、魚と野菜がたんまりと取れますし、個人的にはピザさえ避ければ相当優秀な低糖質系食なのかなーと思っています。
そうなんだ!
デュラムセモリナの意味初めて知りまして感動です!更にイタリアで《あきまへん》も感動です!たしかピザもなんだかの木を使って焼かないとナポリピザと言ったらあきまへん!でしたよね~。これからも重要情報期待してます!
みやびさんのコメントは参考になりました
 私も毎日あらてつさんのブログ拝見から一日が始まるひとりです!さらに夜仕事から帰宅後も、コメント欄チェックを楽しみにしていて、一粒で何度も美味しいこのブログに感謝しています。

 さて、私も糖尿病人ではないのですが、糖質制限食の効果の素晴らしさに感じ入り、日々糖質に気をつけながら、また少しずつでも確実に減っていく体重に喜びながら、過ごしています。

 イタリアンが糖質制限食料理だと、伺ってはいたのですが、はたして、デュラムセモリナ原料とはいえパスタ系は食べてよいものか、買い物に行く度、メイドインイタリアの輸入スパゲティー乾麺袋を買うのを見送っていました。

 しかし、みやびさんの体を張った健康体の血糖値の数値を拝見して、何か月も我慢しているスバゲティーを食べても大丈夫ねと思った次第です。

 とはいえ、実はきちんと病院で血糖値を測定したのは1年半前、数値87という(空腹時と記憶しています。)データしか持っていないのでは、しっかりした根拠を持った健康体とはいえないのでしょうか。

 何も糖尿病を疑うような症状は無いのですが、空腹時や食後2時間の血糖値や、HbA1cの検査は、やはり健康の上においては必要なものでしょうか…実際、数値を把握しておいた方がいいのは分かっているのですが、診療保険点数が頭をよぎります…
 

 
らえるさんへ
いつもコメントありがとうございます。
えらそうに書いてますが、私もこの仕事につくまで知りませんでした(笑)
つくづく思ったのは、イタリアンだけでなく、伝統的な料理って、それなりに先人の知恵が凝縮されているんだな~ってとこですね。
めいりんさんへ
めいりんさん、嬉しいコメントありがとうございます。
ブロガー冥利につきるってもんです、はい。
で、健康診断ですが、年に1度は受けられた方が良いかなと、個人的には思います。確かに保険点数的にはイタイものがありますが、自分の体に投資すると考えてもらえればよいのではないでしょうか。
 えへへ。私も外食はイタリアンが多いです。今日も超お気に入りの京橋のイタリアンで肉のコースを。パンとドルチェはもったいないけどお断りし、たっぷりの肉野菜を堪能しましたよ。周りは不思議そうな感じでしたが。
 そうそう。アラカルトで頼み、デザートにチーズとエスプレッソを頼むともう幸せいっぱい。
 私は総糖質量も制限しますので、パスタも食しませんけど・・・でもいい店ならパスタも少量ならありかも知れませんね。前菜に入っていた、少量の「きたあかり」ポテトの甘さにビビッってしまいました。
 夜中になってもさほどお腹がすきませんね。十分なタンパク質と良質の油で満足満足。
ローカバさんへ
イタリアンと呼んでよいのか、サイゼリアなんか外食のとき便利ですよね。単品でいろいろ頼んで、デザートにチーズ食べれば、ローカバさん仰いますように、すっごく腹持ちいいです。

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