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筋肉量は多く、基礎代謝が低いとは考えられず、なぜ減らないのか不思議でなりません。

2016年06月02日
私が高雄病院の職員だった十数年前。

職員検診で空腹時の血糖値が123mg/dlやら120mgやらになることが数回ありまして、江部康二先生に「これって大丈夫ですか?」って伺ったところ、

「おまえは怒り過ぎだから血糖値が高いんだ」

と言われ、そんなものかと思って検査もせずに放置していました。

今日、実験で普通の食パン60g摂取して血糖値を測ったところ…。

空腹時 106mg
30分後 150mg
60分後 180mg
120分後 158mg

今日から糖尿人の仲間入りした、あらてつです。

皆さん宜しくお願いします(笑)


さて。

話は変わりまして。

ゆうさんから、

「糖質制限したら2週間で激太りしてしまった、何が原因か分かりません」

とコメント頂きまして、5月20日のブログで原因を考察してみたんですが、

「激太りしたとご本人が思っている程増えたワケじゃなくて、普段よりも運動量が減ったのに食事量が変わらない分、ちょこっと体重が増えただけ」

ではないか?との結論に至りました。

その後、故障が治って走るのを再開しましたとコメント頂いたので、ご紹介です。

『故障が治って、走ってます。

あらてつさま。

お体の状態はいかがですか?梅雨も近いですね。

その後、1.5キロ減りまして、故障が治って走り始めたら、なんと!3日で元に戻りました…。ちなみに、平日は10キロ、週末は20キロから30キロ走っています。

お菓子類は一切たべませんし、相変わらず糖質制限なのですが…。

食事の味付けは塩とコショウのみ、朝のスムージーは、オボカドからほうれん草にし、スーパー糖質制限にしています。

もう少しカロリーを控えたほうがいいのかもしれませんが、一度夕食を減らしてスタミナが落ち、風邪をひいてしまいました。

100キロ以上走る耐久系のマラソン大会を年に何度も走るため、食事の量を減らすわけにもゆかず、困っています。

チーズに関しては、どのくらいまで許容範囲とお考えですか?カマンベールチーズが入って好きで、時々食べています。

スポーツクラブで測定してもらったら筋肉量は多く、基礎代謝が低いとは考えられず、なぜ減らないのか不思議でなりません。

よろしくお願いします』


ゆうさん、またまたコメントありがとうございます。

肩の方ですが、今は可動範囲を広げるリハビリに取り組んでおります。

なかなか時間が掛かりそうですが、14年放ったらかしにしてたものが、そないすぐに治るわけじゃないので、気長に取り組みたいと思います。

さて、ご質問の件ですが、イキナリ本題の

「なぜ減らないのか不思議でなりません。」

を考察してみましょう。

まず、冒頭にお書き頂いた

「その後、1.5キロ減りまして、故障が治って走り始めたら、なんと!3日で元に戻りました…。ちなみに、平日は10キロ、週末は20キロから30キロ走っています。」

は、詰まるところ

・増えたのは激太りじゃなくて変動幅の範囲だった
・運動量が増えたら体重が元に戻った

と言うことなので、前回の考察で書いた

「運動量が減っても食事量が同じなら、体重は増えますが…。」

を図らずしも証明してしまってます。

要するに、「普段の摂取エネルギーは、運動量を上回っていた」ということです。

「もう少しカロリーを控えたほうがいいのかもしれませんが、一度夕食を減らしてスタミナが落ち、風邪をひいてしまいました。」

となりの席に座っている、管理栄養士のCococroちゃんに、

「夕食減らしたくらいで風邪引くの?」

と聞いたところ、

「よっぽど食事量が少ない状態、例えば1日500kcalとか、低栄養の状態が2ヶ月3月続くならまだしも、ちょっと減ったくらいで風邪引きません。普通に食べてらっしゃいますよね?」

と返事をもらいました。

私もそう思います。

「100キロ以上走る耐久系のマラソン大会を年に何度も走るため、食事の量を減らすわけにもゆかず、困っています。」

100キロ以上走る耐久系のマラソンがどれくらいのエネルギーを消費して、普段からどのくらい食事量が必要なのか、私には経験がないので全然わからないのですが、糖質制限ワインを作ってもらってるクリストフ、毎年ULTR-TRAIL WORLD TOUR に参戦していて、私より食事量少ないです。

仕事で来日した時も、毎日10〜20km走ってます。

走り終わったあと一緒に食事をしますが、その時も私の方がよく食べます。

クリストフは身長190cmで私が165cm。

彼の方が身体は全然デカイです。

それでも私の食事量の方が多いです。

走るために自己節制しています。

彼よりよく食べる私ですが、それなりの節制はしています。

例えば私の場合、仕事やらジム行って遅くなって、いつもの時間に夕食食べそこねても、21時回ったら食事しません。

これは今の自分の身体を保つ上で自分に課したルールです。

腹に浮き輪付けたくないですから(笑)

まずチーズ。

どれくらい食べられるのか具体的な量が分からないのでなんともなんですが、たまに6pチーズ1個食べるくらいの量なら、ダイエットしたいと云えどさほど問題にならないとは思います。

「スポーツクラブで測定してもらったら筋肉量は多く、基礎代謝が低いとは考えられず」

体脂肪はどれくらいでしたでしょうか?

前回、「私も無尽蔵!な、体脂肪を使って走れる体にしたい!!」「ランナーとしては重量級」と書かれてるので、十分減らす余地がある数値では無いですか?

「チーズに関しては、どのくらいまで許容範囲とお考えですか?カマンベールチーズが入って好きで、時々食べています。」

いつもどのくらいの量を食べてらっしゃるのでしょう?

時々の頻度はどれくらいでしょうか?

厳密な食事量を書いて頂いてないので、ハッキリとは言えませんが、ここまでの考察で、摂取カロリーが消費カロリーよりも多い傾向にあるのは、ほぼ間違いないと思います。

ですから、レースに出るという目的があってどうしても体重を減らしたいのであれば、食べるべきではないと私は思います。

キツイ言い方かもですが、「なんで痩せない!」と言いながら間食してたら痩せません。

今までクドいくらい書いて来ましたが、ダイエットで痩せない一番の原因は「いいわけ」です。

「いいわけ」しだすと糖質制限だろうがカロリー制限だろうが、何をしても痩せません。

それに加えて、痩せない原因を自分以外の所為にするのも同じだと私は思います。

0.7gの増加は激太りではありません。

帰宅が遅いからと9時半過ぎに夕食を食べているのも「自分」。

夕食減らしてスタミナ落ちて風邪引いたと食べているのは「自分」。

好きだからとチーズを食べているのは「自分」。

他の誰でもありません。

「自分」です。

言い訳と自分以外の所為にするのをやめて、自分自身を見つめ直さないとダイエットは成功しません。

頑張ってくださいね。





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糖質制限ドットコムは、糖質制限食の第一人者、高雄病院、江部康二先生監修による糖質オフな食材を販売、糖質制限食に取り組む皆様をサポートします。




ダイエット | コメント(7)
コメント
糖質制限して糖尿病?
あらてつさん、こんにちは。
コメントするのはたぶん初めてですがずっと読んでおります。
糖質制限ドットコムさんの商品にはずいぶんお世話になっています。新商品やら改良やら常に改善されていて、とてもありがたいです。これからも美味しくて糖質制限な商品を届けてくださいまし。

で。
糖質制限生活を続けていても、糖尿病状態になってしまうものなのですか?糖質を取り続けることですい臓が疲れたりして糖尿病になってしまうのだと思っていました。
ブドゥ党首も糖質制限なのに境界型になられましたよね。
実は私も糖尿病でなくて、より健康のためにと始めたスーパー糖質制限4年目ですが、1gの糖質で3上がる状態になってしまっていました。簡単に200を越える血糖値が恐ろしいです。耐糖能だけで説明できるのでしょうか。たまの糖質も取ってはいけなくなったのでしょうか。
ごくたまの解禁日も許されなくなったのかとへこんでおります。解説をお願いいたします。
糖質制限初心者です
あらてつ様
初めまして。
およそ3週間前から糖質制限を始めました。まだまだ無知だらけの初心者です。
157cm60.4kgのちびデブです・・
こちらのブログは2~3日前に見つけたのですが、私の求めてるようなブログだったので偶然見つけられてとても嬉しいです。
しかも検索で一番目でした。
なぜ検索でヒットしたか、「糖質制限 落ちない」で検索したからですw

そして同じ悩みの方、皆さんやあらてつさんの親切な回答を読んで、すっかりこのブログのファンになりました。
あらてつさんのちょっとしたつぶやきも楽しいです^^
ちょいちょい(結構?)ぶった切ってる感じが笑
気象予報士に勝てる日が来るか・・・

ロー●ンのブランパン・・・やめたほうがいいんですね。
目からウロコどころか目玉ごと転げ落ちました。
(見つけたら拾ってください)
危うく知らずに買い続けるところでした。
幸い、3枚入りのパンケーキを2回購入しただけで済んだので、そこまで大きく衝撃を受けずに済みました。感謝です。

もともと糖質制限は言葉だけ知ってたけど踏み出せず・・でした。
気にはなってたんですが、怖いな・・と。
ですが、先日本屋さんでもどきご飯のレシピが書かれた本を立ち読み(すみません)して始めようと決意しました。
(その後本は購入しましたw)

初めて1週間くらいは頭痛がひどくてまさか腫瘍が・・!?なんて疑いましたが(笑)今は頭痛もなくホッとしてます。

これまでたまにお弁当を作ってを持参して、無い日は職場の仕出し弁当だったのですが、最近はすっかり持参するようになりました。

もどきご飯、結構楽しんでたりしています^^

運動が嫌い&デスクワークなので、運動不足の自覚はありますが、そんな私が仕事帰りは一駅分歩くようになったので、それだけでもちょっと前進かなと思っています。

体重に変化はありませんが、3日坊主の私がつらくなく続けられているので、まだまだ継続しようと思います。
今の直近の目標は60kgを切る事です笑
ちっさ!!と思われるかもしれませんが、あまり大きな目標立てると挫折するタイプなもので・・汗
本当は5月中に切りたかったのですが、出来なかったので継続中です。

早く皆さんみたいに報告したいな~と思いつつ、焦らずマイペースに行きたいと思います。

長文、乱文になりましたが、これからも色々と勉強させてください。
記事に対するコメントになっておらずすみません・・・



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⁇⁇⁇
あらてつさん、糖質制限をずっと続けていても、糖尿になるんですか?
それとも耐糖能とやらが落ちたんですか?
そんな事ってあるんですか?
ひょっとしてサボってました?

Re: ののんノのん さんへ
コメント並びにいつも当店をご利用頂きまして誠にありがとうございます。
これからも ののんノのん さんのお役に立てる商品を開発していく所存ですので、今後も当店をご贔屓頂けましたら幸甚でございます。

さて

>糖質制限生活を続けていても、糖尿病状態になってしまうものなのですか?

いえいえ、「私が高雄病院の職員だった十数年前。」と書いたように、糖質制限をする前すでに血糖値が高かったんですね。

糖質制限を続けていたのでこの程度で済んでますが、してなかったら今頃合併症を発症していると思います。

>ブドゥ党首も糖質制限なのに境界型になられましたよね。

ブドゥ党首が糖質制限を始めたのはここ数年のことで、それまではずっと無制限でした(笑)

たまたま江部康二先生の診療所で検診して境界型糖尿病が発覚しましたが、検査してなかったら未だに気づかないままだったと思います。

耐糖能の件ですが、ブドウ糖負荷試験を行う時は、3日前(だったかな??)から糖質抜いちゃダメな掟があります。

ののんノのんさんも気になるようでしたら、一度糖質をしばらく食べた後に測定してみてください。

以下の過去記事も参考になると思いますので、ご一読くださいませ。


『ご質問の

「糖質制限食を続けていて耐糖能が落ちた感じがします、今の状況が悪化なのか退化なのか気になります。」

ですが、まず「今の状況が悪化なのか」に関しては、済みません、私はドクターではないので分かりません。

この件と薬に関しては、主治医の先生にお聞きくださいね。

なので他の「耐糖能が落ちた気がする&退化かも」について、私の見解をば。

「慣れの問題じゃないですか?」

「慣れ」と言ってしまうとあまりに簡単すぎますが、例えば、辛いものって、最初は食べられなくても、食べてるうちに段々慣れてきて、平気になってきます。

ですが、しばらく食べるのを止めてまた食べようとすると、食べられてた辛さだったものが、食べられなくなってしまいます。

「辛いのと糖尿病の耐糖能と一緒にすんなや」と言われそうですが、あいや待たれい。

アルコールの摂取を考えてみましょう。

私、お酒好きですが弱いです。

ビールをコップ1杯飲んだら、全身真っ赤になる「フラッシング反応」が出ます。

いわゆる、「ALDH2不活性型」ってやつです。

飲んだアルコールは、アルコール脱水素酵素(ADH)によって分解され、アセトアルデヒドになります。

このアセトアルデヒドは人体にとって有害なので、2型アルデヒド脱水素酵素(ALDH2)によって酢酸に分解されて、最後は炭酸ガストと水になって体の外に排出されます。

私はこの「2型アルデヒド脱水素酵素」の活性がほとんどないタイプらしいので、アセトアルデヒドの毒性によって、真っ赤になって動機が起こり、そのうち寝てしまいます。

ですが、20代前半の頃、知人の酒屋の影響で日本酒にハマり、そこそこ人並みちょい以下程度に飲んでいた時期がありました。

なんで「2型アルデヒド脱水素酵素」が不活性なのに飲めたのか?

なぜならば、毎日毎日飲んでいて、脳のアルコールに対する感受性が低くなったから。

もちろん、「2型アルデヒド脱水素酵素」が不活性なんで、フラッシング反応は無くなりませんよ。

ですが、毎日アルコールを摂取することによって、脳のアルコールに対する許容範囲が広くなったので、ある程度飲めるようになったわけです。

ところが。

この十年、ほとんどアルコールを飲まなくなると、びっくりするくらい酒が飲めなくなりました。

酷い時なんか、ワインをグラス一杯飲むと、意識が彼岸の彼方に飛んで行きそうになります。

日常アルコールを飲まなくなったことで、脳のアルコールに対する感受性が上がった、つまり、「毎日飲んで脳がアルコールに慣れていたけど、しばらく飲まなくなったから、慣れがなくなった」ということでしょう。

ほら、読者の皆さんも経験あるでしょう?

「久しぶりに飲んだらめっちゃ回るわ」

って(笑)

糖質制限食を批判する連中がよく言う「糖質制限で耐糖能が落ちる」もこれと同じだと思うんですよ。

人間の身体って、あらゆることに「慣れ」ますよね。

いい事でも悪いことでもね。

アルコールは身体にとって毒ですが、毎日飲んでれば「慣れ」ます。

糖質も身体にとって毒ですが、毎日摂ってれば「慣れ」ます。

ですが、両方共「毒」には変わりませんので、後々、身体にとって悪影響が出てきます。

それが「アルコール依存症」だったり、「糖尿病」だったりするわけです。

なのでマロンさん、「耐糖能の悪化」は、身体が退化したわけでな、普段食べないことによる「感受性の変化」によるものだと思いますし、もともと非常時意外に働く必要のなかった膵臓を、わざわざ働かせる必要は無いと私は思います。

ただ、今のマロンさんの状況が某かの「悪化」の場合も有り得るので、気になる時は医療機関を受診してみてくださいね。

あ、そうそう、江部康二先生のブログに、滋賀県の岡田先生がコメントを入れておられたので、以下、ご紹介させて頂きます。

『14/12/20 おかだ

耐糖能

そもそも「耐糖能」とは検索してみると「 グルコースの処理能力の指標で,通常グルコースを経口もしくは血管内に投与し,一定時間後,もしくは経時的に血中グルコース濃度を定量して判断する.糖尿病の基礎検査の一つ」と有ります。

すなわち、追加分泌のインスリンの分泌能を調べる検査です。インスリン分泌は、血糖上昇に対するもの(追加分泌)と、ずっと出続けている基礎分泌が有ります。

すなわち、急激な血糖値上昇という危機に対応する分泌です。糖質制限をしていると、この危機が訪れないので、ひょっとして体はスクランブル体制を解いている場合があるかもしれません。

その結果、糖負荷試験(OGTT)をすると2時間後の血糖値が、糖質制限前より上昇します。これをみて、普通の先生は糖質制限をすると「耐糖能」落ちるというでしょう。

そもそも、糖質制限をしていれば、75gのグルコースを飲むという馬鹿なことはしません。

また、OGTTを施工する数日前は炭水化物を三食しっかり摂るようにとのことです。

糖尿病の方が糖質制限をすると、殆どの場合、HOMA-β(インスリン分泌能)とHOMA-R)インスリン抵抗性)が改善されます。

例えにならないかもしれませんが、禁煙して久しぶりにタバコを吸うとクラクラしますね。これを「耐ニコチン能」が悪くなったって言いますか。という話だと考えます。』


岡田先生、すごく分かりやすいです。
ありがとうございます。』
Re: 紫陽花 さんへ
コメントありがとうございます。

私の血糖値が上がったところで何処にも波紋を呼んでおりませんのでご安心ください。

Re: まちこさんへ
コメントありがとうございます。

この話題、早とちりさんが3/1294名ですね(笑)

「私が高雄病院の職員だった十数年前。」と書いた通り、糖質制限食始める前、既に血糖値高かったんですね。

ずっと糖質制限で安定してたんで、今まで気づかなかった&見過ごされて来ただけの話です。




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