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ライザップと江部康二先生は全くの無関係ですし、高雄病院で行われている糖質制限食による糖尿病治療とライザップの謳う糖質制限は何ら関わりございませんというお話

2015年06月29日
江部康二先生がブログで

「ライザップと江部康二は、全く無関係ですので混同しないで下さい」

と題して、3回にわたって記事を書いておられました。

以下、抜粋させて頂きますと…

『ライザップと高雄病院の推奨する「糖質制限食」とは、全く無関係です。


私は、以前に数回、ライザップから、監修者に

なって欲しいという依頼を受けましたが 、営利

目的の会社ということで、キッパリことわりまし

た。


江部康二とライザップは、何の関係もありません。

中略

ともあれ、私の気持ちとしては、「ライザップ」と「高雄病院の糖質制限食」を一緒くたにして混同しないで欲しいということです。』


江部康二先生の先生のブログ読者の方で、実際にライザップに行かれた方からのコメントです。

『ライザップは、炭水化物を制限する、食事はこれとこれがOK、これがダメ、という程度です。週刊誌に書かれているように、トレーナーは、栄養学や糖質制限&低糖食についての詳しい知識はお持ちではありません。

中略

以前、江部先生がライザップの監修をされていると、ライザップの方から聞いたことがあります。多分ライザップを監修されている栄養士の方が、江部先生と共著されている(と記憶があります。違いましたらすみません)、それが変形されているのだろうか、と思いました。でも鵜呑みにする方もいるかと思います。』


実は、「江部先生に監修して欲しい」と掛かってきた電話を受けたの、私です(笑)

運営会社が、かの有名(笑)な豆乳クッキーとやらでボロ儲けした健康コーポレーションだったので、丁重にお断りさせて頂きました。

数年後、また電話が掛かって来て、また監修して欲しいと依頼があったのですが、答えは一緒。

ハッキリキッパリお断りさせて頂きました。

その後、この会社から電話が掛かってくることは無くなったのです、が。

しばらくして、一人のドクターの方から江部康二先生に、クレームのお手紙が届きました。

曰く、「自分の担当する腎症の患者さんがライザップに行って腎症が悪化した、この患者さんは江部康二先生が監修していると思って安心して行ったのに、実際は江部康二先生どころか栄養指導すら何ら行われていない、これは一体どういうことか」

江部康二先生も私も、目が点になりました。

イヤイヤ、そんな話知らんし。

結局、そのドクターと話をして、

「江部先生と本を書いておられた女性管理栄養士の方が監修しているので、先生も一緒だと私の患者さんが勘違いされたのでしょう、失礼致しました。ですが今後もこのようなことは起こりえますので先生もお気をつけください」

と誤解は解けました。

勘違いって怖いなと江部康二先生と話をして、この件は忘却の彼方に飛んでました。

だがしかし。

上記の読者の方のコメントによると、ライザップの職員が「江部康二先生が監修している」と会員に説明している様子。

おいおい、それあかんやろ。

このコメントの方、

「多分ライザップを監修されている栄養士の方が、江部先生と共著されている(と記憶があります。違いましたらすみません)、それが変形されているのだろうか、と思いました。」

とお書きになられてますが、糖質制限食について知識のないトレーナーが、江部康二先生のお名前を知っているとは考えられません。

ましてや、この管理栄養士さんと江部康二先生が一緒に本を書いていたのは2013年より前です。

このコメントの方がライザップに入会されたのは最近でしょうし、江部康二先生のお名前を出したトレーナーが、その当時の共著のことを知っているとは到底思えません。

仮にトレーナーが共著のことを知っていたら、それこそ余程の糖質制限マニアで、糖質制限食についての知識がないなんてあり得ないでしょう。

つーことは、何処かの誰かがトレーナーに「江部康二先生が監修してると会員に言え」と言ってるとしか、私には思えません。

これが事実で且つ以前から恒常的に行われているのであれば、この腎症の患者さんが勘違いしてたんじゃなくて、ほんまに「江部康二先生が監修してる」って聞かされていた可能性も出てきます。

事実とすれば、名称の不正使用もさることながら、これって詐欺やないんですかね?

明言します。

江部康二先生はライザップの監修などしておられませんし、ライザップの謳う糖質制限食と江部康二先生が提唱され高雄病院で行われている糖質制限食治療は、全く違うし関係ございません。

もし、ライザップに行かれて「江部康二先生が監修されてます」なんて他にも聞かれた方がいらっしゃいましたら、ご一報頂けると幸甚です。

それなりの手段を取らせて頂きますので。








お知らせ | コメント(12)
コメント
恐ろしい((((;゜Д゜)))
セイゲニスト歴4年のワタクシは覚えております。
その栄養士さん。
ですから袂を分けたのは、一目瞭然です。

セイゲニストを公言しているワタクシのもとにも、
ライザップは、糖質制限でしょ?と
聞いてくる人います。

全くの別物だけどね。
信じたいものを信じればよいよ、と
話しますが。

ライザップの悪評が出てくると、
イコールやっぱり糖質制限はダメ、
だなんて言うやつがいて、
正直ちょいとむかつきます(-""-;)

でも、ワタクシはワタクシのために、
信じた道を行くのみ。
結果は誰のためでもない、
ワタクシのため。
惑わされないもーん。
No title
あらてつさんこんにちは。
私は元フィットネスクラブのインストラクターだったので、昔のような「糖質は筋肉のためにとても大事なので絶対に減らしてはいけません」という指導ばかりでは無くなったことは素晴らしいと感じているのですが、江部先生が監修していないのにウソを言う人がいるとしたら大いに問題ですね。責任が絡んできますので…

江部先生の名を語ることは許せませんけど、糖質制限×筋トレの発想自体はすごくいいと思います。
ぜひ正しくやっていただきたいものです。

監修。。。
糖質制限ダイエットでガツンと痩せて現在も糖質制限楽しく継続しています。今回の記事を見るまで江部先生と当該の管理栄養士の方が袂を分かった事を知りませんでした。共著の出版物などから現在も関係があるように感じていましたし、当該の管理栄養士の方も江部先生とは袂を分かったとは明言されていなかったような。。。
やはり
あの栄養士の方が大きくHP出ていたので、江部先生のブログをよく読んでいる私ですら、江部先生が関係あるの?って思っていたのです。

どんな内容かしらと通っている方の食事を見ましたが、糖質制限食というよりは、糖質排除食でしょうか。あれだけじゃなく、やはりサプリやプロテインがいるのですね。

私自身、エステのコンテストに出場した際には最後の一か月はほぼプロテインとサプリで生きていたので、2か月であの体を作る努力は良く分かります。

すごく厳しい節制をしないといけないので、あの短期間の変化は本気でダイエットを考えている人しか無理だと思いますよ。

江部先生が関係あると吹聴している人がいるとしたら許せないですね。とはいえあのカリキュラム(筋トレの方)に興味があるので一度話を聞きたいなとは思っていました。さりげなく聞いてみようかしら。



Re: コモモ さんへ
いつもコメントありがとうございます。

パッチもんの記事でも書きましたが、「ほら見ろ糖質制限なんてインチキやないか」って言われるんですよね、コイツらの所為で…。

オマエらみたいな連中が、糖質制限食・糖質制限と謳うなと言いたいです。
Re: みさこさんへ
いつもコメントありがとうございます。

末端のインストラクターが勝手に言ったんじゃないのと仰る方がいるのですが、逆に末端のインストラクターが「江部康二」の名前を知ってて勝手に「監修してもらってます」なんて言わないでしょう。

上からそう言えと指示が合ったとしか思えないんですよね。

「管理栄養士が栄養指導」と謳っておきながら、指導なんて無かったそうですから。

これは本人から聞いたんで間違いないでしょう(笑)
Re: rapsberry さんへ
コメントありがとうございます。

所詮は金儲けの為に糖質制限食と謳っているだけで、サプリやらプロテイン買わせるのもさもありなんといった感じですね。

筋トレでしたら、マトモなジムが沢山ありますので、そちらを探された方が良いかと思いますよ。

Re: ありーた さんへ
コメントありがとうございます。

この件ですが、2013年当時一部で話題になりました(笑)

江部康二先生のブログや私のブログにも問い合わせが来ましたよ。
私も知りませんでした
ありーたさんと同じく、

> 今回の記事を見るまで江部先生と当該の管理栄養士の方が袂を分かった事を知りませんでした

という方が多いのではないでしょうか。
2013年だと2年前のお話ですし。
かなり誤解を招いていると思いますよ。
Re: きくりん さんへ
コメントありがとうございます。

う〜ん、2013年以来、その管理栄養士の方とは一切関わりを持っていませんし、未だに関係があると思われていたことに驚きです。

誤解を招いているのはマズイですし、何がしかの手を打たねばなりませんね。
糖尿病性網膜症を悪化させるもの
いま国際眼科学会講演のためにニューオーリンズに来ています。当地でも、あらためて江部先生のブログを読んでいます。
江部康二先生の著書を読み、私の患者にも糖質制限食を勧めております。眼科に糖尿病の自覚が無くて、目がおかしいから来院する方が多いのです。眼底を見ると糖尿病性網膜症が始まっており、かなり前から糖尿病があったに違いないとわかります。のどが渇いてやたらと水を飲むとか、よくお小水を出すとか、疲れやすかったとか、いくつも自覚症状があっても、目が悪くなって初めてわかる人が多いのです。そして、あなたは糖尿病ですねと診断すると、決まって糖尿病なんて言われたことが無いと怪訝そうに言い返します。血糖が500ぐらいある重症の方でもです。まだ、糖尿病性網膜症が軽いので、糖尿病内科の専門医に糖尿病治療を委ねましょうと紹介します。そして、内服薬やインシュリンなどを使って、内科医は急速に血糖を下げようとするのです。食事療法でカロリー制限もしていますが、糖質のご飯は同様に食べさせています。つまり、ご飯を食べて高血糖になり、それをインシュリンで無理やり下げると言う「血糖のジェットコースター」状態となります。その結果1か月もすると、糖尿病性網膜症は良くなるどころか、どんどん悪化しているのです。私はかなり前から、血糖値の激しい上下の変化やインシュリンが何らかの悪さをして網膜の血管を障害すると思っていました。その為に、血糖はやや高めで良いから急に下げたり低血糖になったりしないようにと、何回も多くの内科医に依頼しても、彼らは血糖を下げることしか興味がないかの如く急速に下げようとします。
糖尿病性網膜症は増殖膜変化で網膜剥離を起こし失明に繋がる病気ですが、この増殖膜変化はどうも内科医の糖尿病治療の後に増加しているのです。血糖値の激しい上下やインシュリンの何らかの作用で血管壁が破けて出血し、それが新生血管や増殖膜変化になっているのはまず間違いないと思います。つまり、内科医の治療によって糖尿病性網膜症は悪化させられているとしか思えないのです。 
 さらに、日本には優秀な眼科外科医がほとんどいないために、増殖性網膜症による網膜剥離は、大学病院や総合病院のような研修施設で手術すると、ほとんどが手術がうまくいかずに失明させられています。増殖性網膜症での網膜剥離は、研修病院での手に負える代物ではないのです。これは研修対処から外し、我々のような海外でも研鑽したり競争して勝ち抜いたような専門家の手術に任せるべきだと思います。
 内科的な糖尿病コントロールは糖質制限でやり、運悪くすでに増殖性変化が進んで網膜剥離になった患者は、我々のような専門家に任せて小切開での硝子体手術で必ず治すのが、現代での理想のような気がします。
 それにしても、毎日毎日、糖尿病により網膜症を起こし、硝子体出血、網膜剥離になった患者さんが全国より来ます。これ以上増やさないためにも、糖質制限、ケトン体栄養生活を広めて頂きたいと思います。
Re: 深作 秀春 先生
コメントありがとうございます。

江部康二先生のブログへ投稿されたコメント、読ませて頂いております。

私も、日本の医療の閉鎖性と向上心・自己研鑽の無さを常々感じております。

畦で囲まれた自分の田んぼが世界の全てなんでしょうね…。

さて、この度頂きましたコメントですが、とても重要な内容ですので、江部康二先生に転送の上、ブログ本文に掲載させて頂きます。



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