トクホ商品の是非
2009年07月14日
「トクホってナニ?しゅうごぉ、しゅうごぉ、トクホってナニ?わかるヒトてあげてほしいんだけど。」
最近、日産ノートのCMがコツボにはまっている、あらてつです。
ペーターのおバカっぷりがたまりませんな(笑)
そのおバカなペーターでなくても、ギモン山盛りな制度“トクホ”
今回は、通りすがりさんからコメント頂いたのでご紹介します。
『今回だけはちょっと反論
自分は血糖値の上昇を穏やかにする系の飲み物は良いと思います。
ちゃんと血糖値を計ってどの程度効果があるのか無いのか把握して飲む分には。
自分もスーパー糖質制限しつつ飲んでますよ。
人によって違いますが、食後血糖値が10〜20しか減らないから意味が無い!とは必ずしも言えません。
食後に血糖値が220になる人がお茶を飲んで200に減ったところで
血管は同じくらいダメージを受けるでしょうが
190の人がお茶を飲んで170になれば血管のダメージを防げます。
糖質たっぷり食事+穏やかにするお茶 は無意味ですが
軽い糖質制限+穏やかにするお茶 は効果あり だと思います。
処方無しでコンビニでも買えるグルコバイ入りお茶 みたいなのが出れば最強なんですけどね。』
通りすがりさん、いつもコメントありがとうございます。
トクホビジネスの何が気に入らんかといえば、消費者の無知に付け込むメーカーの欺瞞です。
私の見解をもう少し突っ込んで解説します。
> ちゃんと血糖値を計ってどの程度効果があるのか無いのか把握して飲む分には。
通りすがりさんのように、ご自分できちんと管理できる方ならいいのですが、残念ながら、高雄病院に診察にこられる患者様ですら、そのような方は少数派です。
ましてや、メーカーがターゲットとしている「血糖値が気になる」方々は、気にはなってるけれど何もしない方が大多数です。
そのような方達が、「トクホだから飲んだら血糖値上がらないだろう。」と、安直に考えてしまう現状と、消費者が自己流の解釈を加えてしまう点が危険だと私は考えます。
> 190の人がお茶を飲んで170になれば血管のダメージを防げます。
これもそうです。血管損傷は、高血糖のみで起こるわけではありません。グルコーススパイクによっても起こります。
仮にAさんの空腹時血糖値が100だったとしましょう。食事してトクホ商品を一緒に食べて、食後血糖値が170まで上がってしまう。これは立派なグルコーススパイクで、体にいいわけありません。
では、随時血糖が140くらいで食事して190になる方が、トクホ商品で170で納まった。これはどうか?この時点で正常値ではありません。
トクホ商品さえ摂ってれば安心と思い込んで糖質を摂れば、その度にグルコーススパイクは起きてしまいます。くどいようですが、190が170に下がったところで血糖値が高いことに変わりないですし、体にとっていい状態ではありません。
このような自己流の解釈をまねいてしまうことが危険なんですね。
> 軽い糖質制限+穏やかにするお茶 は効果あり だと思います。
繰り返しになりますが、自己管理ができる方ならいいと思います。しかし、そういった方は少数です。
「厚生労働省認定のトクホとってます」と書いてあって、「糖の吸収を穏やかにします」と書いてあれば、「ああそうか、お国が認めてるんなら間違いないな、これ食べてれば、血糖値は上がらないんだ。」と安直に思ってしまう方が大多数なんですよ。
前回例に上げたお茶は、20mg/dl程度下がったデータを出してましたが、そのデータは、厚生労働省に提出用のものです。悪いデータなんて用意しません。しかも、巷にあふれるトクホ商品、ものによっちゃ、数%しか下がらんものもあるわけです。それを知らずに、メーカーの売り文句を鵜呑みにして食後高血糖起こされている方が、山盛りおられるわけです。
以前、厚生省に問い合わせたことがあるんですが、極端な話、1mg/dlでも下がったデータを20人くらい集めれば、下がったと認定されるといってました。これって、正直おかしいんじゃないの?と私は思います。
このトクホというシステム自体のおかしさに加え、販売するメーカーの姿勢もどうかと。
前回の話やないですけど、例えば20mg/dl下がったといえば下がったと言えるでしょうが、それを、糖尿病を発症してない方に向けて言ってんならまだいいですよ。
でも、「最近、血糖値が気になり出した方へ。」とか「現代人の5人にひとりは血糖値が高いらしい。」なんてセリフをCMの中でタレントに言わせてるわけでしょう。これって、明らかに、糖尿病やその予備群の方を対象にしてるとしか思えないんですが、違うでしょうか?
「血糖値が気になる」方に向けて販売するなら、申請用のデータではなくて、実際に糖尿病になった方で、糖質と一緒に製品を摂ったらどうなるか、一定数の対象群をちゃんと用意して検査を行って、結果を公表する義務があるでしょう。
食後血糖が200や300になる方に、自社のトクホ商品食べてもらってどういう状況になるのか、ちゃんとデータを持っていてしかるべきですよね。ところが、メーカーの方に聞いても、そんなデータ持ってません。もしかして、食後高血糖がいけないという認識すらないのでは?と疑いたくなります。
「いやいや、糖尿病の方向けなんて言葉は一言もいっておりません。」なんてメーカーは言いそうですが、それこそ欺瞞以外の何物でもないですよね。だったら、「最近、血糖値が気になり出した方へ。」なんてセリフ、CMで使うなと。
今回話題にしたトクホ商品ですが、商品そのものも眉唾ものですが、「トクホ」制度の不備と、消費者をなめてんの?と言いたくなるメーカーの販売姿勢がおかしいと強く思います。
ただ、そのメーカーの姿勢なんて全然気にならないし、自分で管理しながら飲んでるからいいやとおっしゃる方には、あえて否定はしませんが…。
最近、日産ノートのCMがコツボにはまっている、あらてつです。
ペーターのおバカっぷりがたまりませんな(笑)
そのおバカなペーターでなくても、ギモン山盛りな制度“トクホ”
今回は、通りすがりさんからコメント頂いたのでご紹介します。
『今回だけはちょっと反論
自分は血糖値の上昇を穏やかにする系の飲み物は良いと思います。
ちゃんと血糖値を計ってどの程度効果があるのか無いのか把握して飲む分には。
自分もスーパー糖質制限しつつ飲んでますよ。
人によって違いますが、食後血糖値が10〜20しか減らないから意味が無い!とは必ずしも言えません。
食後に血糖値が220になる人がお茶を飲んで200に減ったところで
血管は同じくらいダメージを受けるでしょうが
190の人がお茶を飲んで170になれば血管のダメージを防げます。
糖質たっぷり食事+穏やかにするお茶 は無意味ですが
軽い糖質制限+穏やかにするお茶 は効果あり だと思います。
処方無しでコンビニでも買えるグルコバイ入りお茶 みたいなのが出れば最強なんですけどね。』
通りすがりさん、いつもコメントありがとうございます。
トクホビジネスの何が気に入らんかといえば、消費者の無知に付け込むメーカーの欺瞞です。
私の見解をもう少し突っ込んで解説します。
> ちゃんと血糖値を計ってどの程度効果があるのか無いのか把握して飲む分には。
通りすがりさんのように、ご自分できちんと管理できる方ならいいのですが、残念ながら、高雄病院に診察にこられる患者様ですら、そのような方は少数派です。
ましてや、メーカーがターゲットとしている「血糖値が気になる」方々は、気にはなってるけれど何もしない方が大多数です。
そのような方達が、「トクホだから飲んだら血糖値上がらないだろう。」と、安直に考えてしまう現状と、消費者が自己流の解釈を加えてしまう点が危険だと私は考えます。
> 190の人がお茶を飲んで170になれば血管のダメージを防げます。
これもそうです。血管損傷は、高血糖のみで起こるわけではありません。グルコーススパイクによっても起こります。
仮にAさんの空腹時血糖値が100だったとしましょう。食事してトクホ商品を一緒に食べて、食後血糖値が170まで上がってしまう。これは立派なグルコーススパイクで、体にいいわけありません。
では、随時血糖が140くらいで食事して190になる方が、トクホ商品で170で納まった。これはどうか?この時点で正常値ではありません。
トクホ商品さえ摂ってれば安心と思い込んで糖質を摂れば、その度にグルコーススパイクは起きてしまいます。くどいようですが、190が170に下がったところで血糖値が高いことに変わりないですし、体にとっていい状態ではありません。
このような自己流の解釈をまねいてしまうことが危険なんですね。
> 軽い糖質制限+穏やかにするお茶 は効果あり だと思います。
繰り返しになりますが、自己管理ができる方ならいいと思います。しかし、そういった方は少数です。
「厚生労働省認定のトクホとってます」と書いてあって、「糖の吸収を穏やかにします」と書いてあれば、「ああそうか、お国が認めてるんなら間違いないな、これ食べてれば、血糖値は上がらないんだ。」と安直に思ってしまう方が大多数なんですよ。
前回例に上げたお茶は、20mg/dl程度下がったデータを出してましたが、そのデータは、厚生労働省に提出用のものです。悪いデータなんて用意しません。しかも、巷にあふれるトクホ商品、ものによっちゃ、数%しか下がらんものもあるわけです。それを知らずに、メーカーの売り文句を鵜呑みにして食後高血糖起こされている方が、山盛りおられるわけです。
以前、厚生省に問い合わせたことがあるんですが、極端な話、1mg/dlでも下がったデータを20人くらい集めれば、下がったと認定されるといってました。これって、正直おかしいんじゃないの?と私は思います。
このトクホというシステム自体のおかしさに加え、販売するメーカーの姿勢もどうかと。
前回の話やないですけど、例えば20mg/dl下がったといえば下がったと言えるでしょうが、それを、糖尿病を発症してない方に向けて言ってんならまだいいですよ。
でも、「最近、血糖値が気になり出した方へ。」とか「現代人の5人にひとりは血糖値が高いらしい。」なんてセリフをCMの中でタレントに言わせてるわけでしょう。これって、明らかに、糖尿病やその予備群の方を対象にしてるとしか思えないんですが、違うでしょうか?
「血糖値が気になる」方に向けて販売するなら、申請用のデータではなくて、実際に糖尿病になった方で、糖質と一緒に製品を摂ったらどうなるか、一定数の対象群をちゃんと用意して検査を行って、結果を公表する義務があるでしょう。
食後血糖が200や300になる方に、自社のトクホ商品食べてもらってどういう状況になるのか、ちゃんとデータを持っていてしかるべきですよね。ところが、メーカーの方に聞いても、そんなデータ持ってません。もしかして、食後高血糖がいけないという認識すらないのでは?と疑いたくなります。
「いやいや、糖尿病の方向けなんて言葉は一言もいっておりません。」なんてメーカーは言いそうですが、それこそ欺瞞以外の何物でもないですよね。だったら、「最近、血糖値が気になり出した方へ。」なんてセリフ、CMで使うなと。
今回話題にしたトクホ商品ですが、商品そのものも眉唾ものですが、「トクホ」制度の不備と、消費者をなめてんの?と言いたくなるメーカーの販売姿勢がおかしいと強く思います。
ただ、そのメーカーの姿勢なんて全然気にならないし、自分で管理しながら飲んでるからいいやとおっしゃる方には、あえて否定はしませんが…。
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