糖質制限食とジャーナリズム
2009年06月24日
眠いです。昨晩は、けっこう早く寝たのに眠いです。
これって、ツェツェバエに刺されたのか、それとも魔女に魔法をかけられたかのどちらかではないかと疑っている、あらてつです。
魔法をかけられたのなら、綺麗なお姫さんが起こしに来てくれるはず…。
今日の話題は、お姫さんとはなんの関係もございません。ノイさんから、こんなコメントいただいたのでご紹介です。
『ターザン
初めてコメントいたします。
ターザンの523号で糖質制限ダイエットについて知り、旦那が実践して少しずつ効果があらわれました。食べる量を減らす、というものよりストレスも少なく、頑張ろうと話し合っていたところです。
なのに、最近発売されたターザン「太らない食べ方」に、「根強く信仰されている炭水化物抜きのダイエットは実は最もやってはならない食事法なのである(p.9)」と…。
なんだかガッカリというか、「アレッ?」て感じで。同じ本だったのがまた「う〜ん」。
こんなもんなのでしょうか??』
ノイさん、はじめまして&コメントありがとうございます。
これと似たような話、以前にもありました。 2008年6月10日号のクロワッサンに「糖質を制限する食事はダイエットにも効果あり」として、江部康二先生が監修された糖質制限食のダイエット特集が載ったときのことです。
その記事で分かりやすく糖質制限食によるダイエット効果が解説されていまして、けっこうな反響がありました。
で、後日、今度は違った方法によるダイエット特集が組まれて、その中に、「炭水化物抜きのダイエットも流行しているようですが、これもまったくお勧めできません」と書かれていたそうです。
私はクロワッサンを読む習慣がなかったので、書かれてたことすら知らんかったのですが、この記事を読まれた方から、苦情(?)の電話が掛かってきたのですね。
曰く、「前は炭水化物は抜いたほうが良いって書いてあったのに、今度は抜いたらダメってかいてある。どういうことか?」
そんなもん、出版社に電話して聞けばよかろうと思うのですが、こういう方、けっこう多いです。早い話、自分で考えると言うことをしないで、書いてあることをそのまま鵜呑みにしちゃうんですね。
いわゆる「おすがり症候群」の方たちも、こういった傾向が強いです。
炭水化物抜きのダイエットが、最もやってはならない食事法なのかどうかの反論は、2009年05月28日 (木) の江部康二先生の記事をお読み頂けば分かりやすいので、そちらの方を参考にして頂くとして、この件に関する私なりの見解をば。
まず、同じ雑誌で真逆の記事が掲載されることですが、これは間違ってないと思います。あるひとつの事柄について掲載するなら、その逆の説もきちんと載せる。これって、ジャーナリズムの姿勢として、正しいことですよね。
戦時中の新聞じゃあるまいし、大本営発表そのままのちょうちん記事ばかりだと、逆に信用できません。
また、批判もあっていいと思います。でないと健全な議論が出来なくなります。ただし、感情的ではなく、全うな論理とデータに基づく批判に限りますが(笑)
で、以上のことを踏まえた上で、ここからが重要なのですが、両方の記事をしっかり読んで自分の頭で考えて、選択するのは「あなた」です。
江部康二先生はじめ、私たちは、実際に糖質制限食を実践して、素晴らしい効果があると自分自身で体感してますし、臨床での結果も積み重ねています。そして本や講演会やブログなどで、可能な限りそのデータも公表してます。
いつもお世話になっている阿曽シェフ、新井田シェフも、ご自分で実践されてその効果を実感されたからこそ、手間隙かけて糖質制限のフルコースを考えてお店で出されておられます。
それらを見て、私もやってみようと思われたのなら、糖質制限食をやってみればいいと思います。
また逆に、他の治療法、例えばカロリー制限食やその他のダイエットの記事を読まれて、そっちの方がいいと思われたのなら、そのやり方で取組まれればいいと思います。
結論です。
ターザンにしろ、クロワッサンにしろ、雑誌としての姿勢は全然間違ってませんよ。と言いますか、むしろ正しいかと。(編集者の方がそこらへんをちゃんと意識してるかは別ですけど(笑))
一番大切なのは、それらを読んで「自分で考える」につきると思います。
最後に、お名前が出させて頂いたので、お店の方もご紹介。予約の際に、「糖質制限食のフルコースで!」と必ず仰ってくださいね。
糖質制限のフルコースが堪能できるこの世の極楽浄土、糖質制限食の聖地に、皆さん是非足をお運びください♪
「代官山ASO チェレステ二子玉川店」
東京都世田谷区玉川3-17-1
玉川高島屋S・C南館11階
TEL:03-5797-3380
営業時間
ランチ 11:00〜14:30(L.O.)
ディナー 18:00〜21:00(L.O.)
定休日 なし
「代官山ASO チェレステ日本橋店」
東京都中央区日本橋室町1-4-1
日本橋三越本店 新館10F
TEL:03-3243-1820
営業時間
ランチ 11:00〜14:30(L.O.)
ティータイム 14:30〜16:00(L.O.)
ディナー 17:30〜20:30(L.O.)
定休日 なし
「Botanica」
東京都港区赤坂9-7-4
東京ミッドタウン ガーデンテラス4階
TEL:03-5413-3282
営業時間
LUNCH: 平日 11:00〜14:30 (L.O.)
土・日・祝 11:00〜15:00 (L.O.)
DINNER: 平日・土 18:00〜21:30 (L.O.)
日・祝 18:00〜21:00 (L.O.)
これって、ツェツェバエに刺されたのか、それとも魔女に魔法をかけられたかのどちらかではないかと疑っている、あらてつです。
魔法をかけられたのなら、綺麗なお姫さんが起こしに来てくれるはず…。
今日の話題は、お姫さんとはなんの関係もございません。ノイさんから、こんなコメントいただいたのでご紹介です。
『ターザン
初めてコメントいたします。
ターザンの523号で糖質制限ダイエットについて知り、旦那が実践して少しずつ効果があらわれました。食べる量を減らす、というものよりストレスも少なく、頑張ろうと話し合っていたところです。
なのに、最近発売されたターザン「太らない食べ方」に、「根強く信仰されている炭水化物抜きのダイエットは実は最もやってはならない食事法なのである(p.9)」と…。
なんだかガッカリというか、「アレッ?」て感じで。同じ本だったのがまた「う〜ん」。
こんなもんなのでしょうか??』
ノイさん、はじめまして&コメントありがとうございます。
これと似たような話、以前にもありました。 2008年6月10日号のクロワッサンに「糖質を制限する食事はダイエットにも効果あり」として、江部康二先生が監修された糖質制限食のダイエット特集が載ったときのことです。
その記事で分かりやすく糖質制限食によるダイエット効果が解説されていまして、けっこうな反響がありました。
で、後日、今度は違った方法によるダイエット特集が組まれて、その中に、「炭水化物抜きのダイエットも流行しているようですが、これもまったくお勧めできません」と書かれていたそうです。
私はクロワッサンを読む習慣がなかったので、書かれてたことすら知らんかったのですが、この記事を読まれた方から、苦情(?)の電話が掛かってきたのですね。
曰く、「前は炭水化物は抜いたほうが良いって書いてあったのに、今度は抜いたらダメってかいてある。どういうことか?」
そんなもん、出版社に電話して聞けばよかろうと思うのですが、こういう方、けっこう多いです。早い話、自分で考えると言うことをしないで、書いてあることをそのまま鵜呑みにしちゃうんですね。
いわゆる「おすがり症候群」の方たちも、こういった傾向が強いです。
炭水化物抜きのダイエットが、最もやってはならない食事法なのかどうかの反論は、2009年05月28日 (木) の江部康二先生の記事をお読み頂けば分かりやすいので、そちらの方を参考にして頂くとして、この件に関する私なりの見解をば。
まず、同じ雑誌で真逆の記事が掲載されることですが、これは間違ってないと思います。あるひとつの事柄について掲載するなら、その逆の説もきちんと載せる。これって、ジャーナリズムの姿勢として、正しいことですよね。
戦時中の新聞じゃあるまいし、大本営発表そのままのちょうちん記事ばかりだと、逆に信用できません。
また、批判もあっていいと思います。でないと健全な議論が出来なくなります。ただし、感情的ではなく、全うな論理とデータに基づく批判に限りますが(笑)
で、以上のことを踏まえた上で、ここからが重要なのですが、両方の記事をしっかり読んで自分の頭で考えて、選択するのは「あなた」です。
江部康二先生はじめ、私たちは、実際に糖質制限食を実践して、素晴らしい効果があると自分自身で体感してますし、臨床での結果も積み重ねています。そして本や講演会やブログなどで、可能な限りそのデータも公表してます。
いつもお世話になっている阿曽シェフ、新井田シェフも、ご自分で実践されてその効果を実感されたからこそ、手間隙かけて糖質制限のフルコースを考えてお店で出されておられます。
それらを見て、私もやってみようと思われたのなら、糖質制限食をやってみればいいと思います。
また逆に、他の治療法、例えばカロリー制限食やその他のダイエットの記事を読まれて、そっちの方がいいと思われたのなら、そのやり方で取組まれればいいと思います。
結論です。
ターザンにしろ、クロワッサンにしろ、雑誌としての姿勢は全然間違ってませんよ。と言いますか、むしろ正しいかと。(編集者の方がそこらへんをちゃんと意識してるかは別ですけど(笑))
一番大切なのは、それらを読んで「自分で考える」につきると思います。
最後に、お名前が出させて頂いたので、お店の方もご紹介。予約の際に、「糖質制限食のフルコースで!」と必ず仰ってくださいね。
糖質制限のフルコースが堪能できるこの世の極楽浄土、糖質制限食の聖地に、皆さん是非足をお運びください♪
「代官山ASO チェレステ二子玉川店」
東京都世田谷区玉川3-17-1
玉川高島屋S・C南館11階
TEL:03-5797-3380
営業時間
ランチ 11:00〜14:30(L.O.)
ディナー 18:00〜21:00(L.O.)
定休日 なし
「代官山ASO チェレステ日本橋店」
東京都中央区日本橋室町1-4-1
日本橋三越本店 新館10F
TEL:03-3243-1820
営業時間
ランチ 11:00〜14:30(L.O.)
ティータイム 14:30〜16:00(L.O.)
ディナー 17:30〜20:30(L.O.)
定休日 なし
「Botanica」
東京都港区赤坂9-7-4
東京ミッドタウン ガーデンテラス4階
TEL:03-5413-3282
営業時間
LUNCH: 平日 11:00〜14:30 (L.O.)
土・日・祝 11:00〜15:00 (L.O.)
DINNER: 平日・土 18:00〜21:30 (L.O.)
日・祝 18:00〜21:00 (L.O.)
健康食品やサプリで血糖値は下がるのか?
2009年06月24日
久しぶり、というか、数年ぶりに、目覚ましが鳴るまで途中覚醒がありませんでした。
それでも、全然寝た気がしないあらてつです。
あ〜、ぐっすり寝てみたい…。
え〜、眠い目をこすりながら、今回は、こころさんからのご質問にお答えしましょうね。
『超お久しぶりです
糖尿病が発覚して もうすぐで1年になろうとしています ちょっぴり糖質制限食にも慣れ 気が緩んでいたら 今月の数値が↑↑しててショックを隠せないこころです
ところであらてつさん
シルクパウダーってご存知ですか?ひょんなことから知人に頂いたんですが その人が糖尿病に効くって 血糖値が下がるって言い張るんですよ
成分は フィフロイン100%
内訳
グリシン 36.6%
アラニン 28.3%
セリン 10.8%
チロシン 0.34%
グルタミン酸 2.28%
アスパラギン酸2.5%
その他 19.18%
確かにネットで調べても血糖値を下げる効果はあるみたいです
それも京都の丹後産100%のじゃなきゃダメらしです
お時間のある時に 教えて下さい 』
こころさん、こちらこそご無沙汰しております。
で、シルクパウダーが血糖値を下げるか?ですが、正直、期待しない方がいいです。
シルクパウダーのみならず、巷間いろいろ出回ってる「血糖値を下げる」と謳っている商品、そりゃ中には下がるものもあるんでしょうけど、下がるといっても200、300ある血糖値が100まで下がるわけありません。ほんの気持ち程度です。
仮に血糖値が200あったとして、それらの商品で10下がったとしましょう。それでも190です。高血糖には変わりありませんよね。300ならば290です。これを下がったと言っていいのか、私には疑問です。
だいいち、ほんとに効果があるなら、サプリや健康食品扱いじゃなくちゃんと薬になって販売されてますよ(笑)
この手の質問、よく頂くのですが、ちゃんと血糖値をさげるのは、厚生労働省が認可した「医薬品」だけです。ただし、「医薬品」には、副作用がありますが。
また、血糖値を上昇させないためには、血糖値を上げる栄養素の「糖質」を減らすしかありません。
健康食品やサプリでは、血糖コントロールはできませんので、ご注意くださいね。
それでも、全然寝た気がしないあらてつです。
あ〜、ぐっすり寝てみたい…。
え〜、眠い目をこすりながら、今回は、こころさんからのご質問にお答えしましょうね。
『超お久しぶりです
糖尿病が発覚して もうすぐで1年になろうとしています ちょっぴり糖質制限食にも慣れ 気が緩んでいたら 今月の数値が↑↑しててショックを隠せないこころです
ところであらてつさん
シルクパウダーってご存知ですか?ひょんなことから知人に頂いたんですが その人が糖尿病に効くって 血糖値が下がるって言い張るんですよ
成分は フィフロイン100%
内訳
グリシン 36.6%
アラニン 28.3%
セリン 10.8%
チロシン 0.34%
グルタミン酸 2.28%
アスパラギン酸2.5%
その他 19.18%
確かにネットで調べても血糖値を下げる効果はあるみたいです
それも京都の丹後産100%のじゃなきゃダメらしです
お時間のある時に 教えて下さい 』
こころさん、こちらこそご無沙汰しております。
で、シルクパウダーが血糖値を下げるか?ですが、正直、期待しない方がいいです。
シルクパウダーのみならず、巷間いろいろ出回ってる「血糖値を下げる」と謳っている商品、そりゃ中には下がるものもあるんでしょうけど、下がるといっても200、300ある血糖値が100まで下がるわけありません。ほんの気持ち程度です。
仮に血糖値が200あったとして、それらの商品で10下がったとしましょう。それでも190です。高血糖には変わりありませんよね。300ならば290です。これを下がったと言っていいのか、私には疑問です。
だいいち、ほんとに効果があるなら、サプリや健康食品扱いじゃなくちゃんと薬になって販売されてますよ(笑)
この手の質問、よく頂くのですが、ちゃんと血糖値をさげるのは、厚生労働省が認可した「医薬品」だけです。ただし、「医薬品」には、副作用がありますが。
また、血糖値を上昇させないためには、血糖値を上げる栄養素の「糖質」を減らすしかありません。
健康食品やサプリでは、血糖コントロールはできませんので、ご注意くださいね。
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