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続×4、糖質制限食の長期的予後は?

2007年07月31日
沖縄に住んでいる知人から、メールが着ました。

「沖縄はすっかり夏です。」

夕べから今朝にかけての京都の気温は、秋と同じだったそうです。そのうち体調崩すんではないかと、少々心配なあらてつです。

昨日の続きです。

「イヌイットの方は、魚食べてることにしたいみたい」ってとこで終わってましたね。

ところが、ですわ。

イヌイットの方達、それほど魚食べんとです。

それは何故か?

何故ならば、海が凍るから。凍って魚獲れんのです。

ですから、「イヌイットに心疾患が少なかったのは、血液をサラサラにするDHAやEPAの多い魚をいっぱい食べていたからですよ、だから魚を食べましょうね。」ちゅーのは、めっちゃこじつけであるのがわかりますね。

しかも、魚を食べましょーなんて文章に、アザラシ、クジラ、魚の摂取比率を書いてあるのは、見たことないですし…。

論調が途中で変わって、魚を食べましょうに結論が摩り替わるのは、どうかと思います。早い話、魚、若しくはその加工品を売りたい企業なりの意向を汲んで書かれた文章ということです。

次によくあるのが、シールオイル。

何じゃそれ?と思われるでしょうが、アザラシの脂です。最近、健康食品やサプリメントとして売ってます。

アザラシの脂にはDHAやEPAが含まれているので、血液をサラサラにします、血管障害を防ぎますなんて効能を謳って販売されています。

DHAやEPAが血液をサラサラにしたり、さまざまな病気を予防する効果があるとのことは、いろんな研究結果があるのですが、私は詳しく知らないので否定しません。

が、

2006年1月25日のJAMA(ジャーナル オブ アメリカン メディカル アソシエーション。アメリカで最も権威のある医学・医療雑誌)に「オメガ3脂肪酸が、がんのリスクを減少させるという強力なエビデンスは見つからなかった」との記事が載りました。(DHAやEPAは、オメガ3脂肪酸に分類される脂肪酸である、とゆうのは以前書きました、よね…。)

<つづく>

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お知らせ

2007年07月30日
糖質制限食レシピの高野邦子先生、ブログ更新されたので、皆さん是非見てくださいね~。
今回は、暑い夏にぴったりの「もずくの酢の物」です。

糖尿病・ダイエットにも使える糖質制限食レシピ
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続々々、糖質制限食の長期的予後は?

2007年07月30日
最近、なるべく7時間以上は寝るようにしているのですが、眠くて眠くて仕方ありません。第5次くらいの成長期に入ったのでしょうか、あらてつです。

さて、イヌイットの方々とデンマークの方々の疾患の違いは、糖質の摂取量だよん、なんて前回書きました。

「強引なこじつけや~。」「その調査でEPAが発見されたんやろ?血管性の病気が少ないのは、EPAのせいちゃうのん?」との声が聞こえて来そうです。

確かに、この調査で世界で初めてEPAが発見されたのですが、

あいやしばらく。

ちょっと私の話を聞いてください。

この調査を引き合いに出して、「イヌイットに心疾患が少なかったのは、血液をサラサラにするDHAやEPAの多い魚をいっぱい食べていたからですよ、だから魚を食べましょうね。」なんて書いてある記事を見かけます。

そんな記事をよ~く読んでますと、途中で「あれ?」と思います。

最初のほうでは、「イヌイットの主食は、アザラシやクジラや魚の生肉です、いつもたくさんの動物性脂肪を食べています。」

なんて書いてあるのが、

途中から、「冷たい海に住む魚の脂肪は、動物の脂と違って低い温度でも固まりません。魚をたくさん食べているから血液が固まりません。」

と論調が変わってるんですね~。

中には、同じ文章の中で、「アザラシ、クジラ、魚がイヌイットの主食です。」が、DHAやEPAの効能を謳う段になると、「イヌイットの食事は、魚やアザラシなどの海の動物ばかりです。」に変わっているものもあります。

アザラシ、クジラ、魚の順やなかったっけ?

どうあっても、魚を食べていることにしたいみたいですね。

<つづく>

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続々、糖質制限食の長期的予後は?

2007年07月29日
江部康二先生、毎年恒例のテニス合宿に信州へ旅立たれました。

めっちゃいいとこらしいのですが、私は連れていってもらったことがありません。

いえいえ、決して催促しているわけではありません。

ただ、今年はまだ何処にも旅行していません。

信州は、何が美味しいのでしょうか…。あらてつです。

さて、昨日の続きですが、イヌイットの方の食生活を書いたら、いいタイミングでご質問頂きました。

今日は。毎日楽しく拝見しています。
良いオリーブオイルを勧めておられましたが、あらてつさんは摂取カロリーの何パーセントぐらい脂質をお摂りなのでしょうか。
仰るように動物性たんぱく質を増やすとエンゲル係数に響きますよね。
カロリーから見て脂質の方が安いし、血糖値にも地球にも優しいような気がするのですが。
実際にどのぐらいまで摂ってよいものなんでしょうか。

街のくまさん、いつもありがとうございます。今回のテーマが参考になればと思います。

イヌイットの方々の食事ですが、西洋文明に侵される以前は、狩猟で得たカリブー、アザラシ、クジラ、魚が主で、野生の果実は極少量ありましたが、野菜はありませんでした。

グリーンランドにイヌイットの先祖が渡ってきたのが、約4000~5000年前と言われています。ということは、約4000~5000年の間、動物性の脂質とタンパク質が主食の生活を続けてきたんですね。

デンマークの何とかいう病院(済みません、名前忘れました)のダイアベルグ博士が、グリーンランドのウマナック村で、1963年から67年までの4年間、イヌイットについての調査をされました。

同時期のデンマーク人(イヌイットと同一人種)と比較してみると、驚愕の調査結果が現れました。

調査を行った4年間で、血管性の心疾患で死亡したデンマーク人は約40人、それに対し同じ疾患でのイヌイットの死亡者数は3人です。どちらも、摂取カロリー中の脂質の割合は、40~50%でした。

他の疾患、いわゆる生活習慣病と呼ばれる糖尿病やガンに動脈硬化、血液が固まって起こる脳梗塞、心筋梗塞などもとても少なかったのです。

食事の大半が脂肪、しかも、血液をドロドロにすると言われている、動物性脂肪を大量摂取しているイヌイットと、デンマーク人の違いは何だったのか?

明確な違いは、糖質を摂取しているか否かなんですね。

<つづく>
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続・糖質制限食の長期的予後は?

2007年07月28日
今年は一度も海に行ってません。このまま一度も海を見ずに夏が終わりそうな気がせんでもない、あらてつです。

糖質制限食の長期的予後のおはなし、続編です。

高雄病院で糖質制限食による糖尿病治療が始まったのが、1999年、江部康二先生が糖質制限食を始められて6年、私で3年ですから、まだ10年経っていないんですね。

ですから、長期的に見てどうなのよ?といった質問に対して、「100年食っても大丈夫じゃ~」とは、断言できないのが事実です。

が、

これまで糖質制限食を行うことによって改善されたデータや、ある地域に住む方々の食生活から推測することは可能です。

まず、江部康二先生がブログに書いておられたように、現代病の危険因子とされている数値がすべからく改善します。

血糖値はもちろんのこと、内臓脂肪、中性脂肪、LDLコレステロール(真の悪玉コレステロール)など、高脂肪・高タンパクであるにも関わらず、みごとに減ります。(この辺は江部康二先生のブログをご覧ください。)

危険因子が減るということは、病気になる可能性が減るということで、この状態が長期間続くのは、悪いどころかかえって体に良いのではないかなと。

次は、食生活面からの考察です。

アラスカ・カナダ北部・グリーンランド、いわゆる北極圏にイヌイットという民族が暮らしています。(民族名称については各論ありますが、ここではイヌイットとします)

北極圏ですから暖かいであろう筈がなく、めっちゃ寒いらしいです。(済みません、行ったことないので断言できません)

どんくらい寒いかといいますと、この間見ていたテレビ番組では、ましな日で-37℃、寒い日で-50℃近い温度になっていました。

-50℃なんてゆうたら、バナナでクギが打てるどころの騒ぎではない寒さです。

寒すぎてスタッドレスタイヤがいらんそうです。空気中の水分が凍ってキラキラする(ダイヤモンドダストと言うそう)くらいですから、そらそうですね。

これだけ寒いと地面もカチカチです。もちろん農耕なんてできませんし、野菜や果物なんて作れません。雪の下に野生のベリーが生えていて、掘り出して食べておられましたが、基本的に食事のほとんどが、鯨やアザラシ、魚などの動物性のタンパク質と脂質です。

従来の西洋医学的考え方からすれば、動物性脂肪、いわゆる飽和脂肪酸の摂りすぎですから、血管性の病気、動脈硬化やら心筋梗塞、脳梗塞などになってないとおかしいのですが、さにあらず。

このような病気になる人は、驚くくらい少なかったんです。

<つづく>
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糖質制限食に対する批判

2007年07月27日
今日も朝から水やりです。植物の成長に小さな幸せを感じる今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。あらてつです。

さて、“ごはんこんにゃく”で脅威のダイエットに成功されているsジムさんからコメント頂きました。

こういうブログって絶対批判する人が現れるのですが、逐一勉強して返信されるところが凄すぎます。。
私の場合、「もういいや、面倒だわ」とコメント禁止措置を取りましたもので。。


sジムさん、いつもコメント&お買い上げありがとうございます。

確かに、何かに特化したブログは、批判の対象になりやすいですねー。特に、糖質制限食は日本の糖尿病治療では、まだまだ異端ですから。

けれど、批判はあってもいいと私は思うんですね。

ただし、批判するならそれに替わるものを提示してもらいたいですが。

糖質制限食には、数々のメリットがありますが、現時点では、腎臓病の方には適応できないといった点もありますし、昨日書いたように「長期的予後は分からないではないか」といった批判もあります。

確かに、糖質制限食がすべての糖尿病の方に完璧に当てはまるのかと言えば、そうではありませんし、高雄病院で糖質制限食に取り組んで8年目なので、10年、20年経過したデータはまだありません。

しかしながら、今まで選択肢の無かった糖尿病患者さんに、新たな食事療法の選択肢を示したという意味において、大きな功績があると思うんです。(治療的にもちゃんと結果を出していますよ~。)

欧米での糖尿病治療食は、従来の「カロリー制限食」以外に、オリーブオイルをふんだんに使った「地中海食」、炭水化物をカウントした「糖質管理食」といった、3つの選択肢があり、患者さん自身が治療食を選択することができます。

ところが、日本の糖尿病治療は、カロリー制限一辺倒で、患者さんに選択肢がないんですね。

糖質制限食に対してこんな批判があります。

「食事はバランス良く摂らなければならない。」

「そんな高タンパクな食事を続けるとかえって悪くなる。」

批判するならば、根拠や替わりのものを提示する義務があると私は思います。

「バランスの根拠は?」

「カロリー制限を続けても、血糖コントロールが悪くなって合併症に至る方がいる。どのような食事を摂れば合併症にならずに済むのか?」

この問い掛けに対して、未だ明確な返答を聞いたことがありません。

糖質制限食を続けている限り、脱・糖尿人です。カロリー制限食で血糖コントロールが出来て批判されるなら未だしも、出来ていないのに批判するなら、替わりになるものを示すのが筋だと思うのですが、どうでしょう。他の選択肢を示す責任があるのではないかと。

先程も書きましたが、糖質制限食も完全無欠な食事療法ではありませんし、今後、あらゆる糖尿病患者さんに対応できるよう、改善していく必要あると思います。

商売の世界では、「苦情は宝」と言います。これは、医療の世界にも当てはまると思うんですね。批判がなければ、自己完結してしまう危険性がありますから。

根拠のある批判、代替案のある批判なら、喜んでお受け致します。そして、糖質制限食をより良くしていくための参考とさせて頂きます。




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糖質制限食の長期的予後は?

2007年07月26日
無趣味な人間だったのですが、最近、植物いじりがお気に入りのあらてつです。

仕事部屋をジャングルにするのが当面の目標になりました。

さて、今まで何度か書きましたが、この仕事に携ってから、糖質制限食についてのご相談を、毎日頂きます。

先日も、糖質制限食に関するご質問を電話で頂いたんですが、全く初めてお聞きする事例で、返答に困ったのですね。

で、私ではお答えできなかったので、江部康二先生に聞いてお答えしますと一旦電話を切って、午後から江部康二先生を訪ねて高雄病院まで行ってきました。

相談内容を江部康二先生に質問内容をお話ししましたら、「それはわからんな~」と首をひねっておられたのですが、「俺とあんたの尿を検査してみよう」と検査技師さんに電話をされました。

江部康二先生で約6年、私が約3年半糖質制限食を続けておりまして、この二人と、もう一人、1年以上糖質制限食を続けている検査技師さんがおられるので、3人で検査してデータを見てみようとなったのです。

その結果と詳しい内容は、是非、本日の江部康二先生のブログを見て頂きたいのですが、私がビックリしたのは、江部康二先生の行動の早さと検査結果です。

関係者の私が言うのもなんですが、江部康二先生、患者さんはもちろんですが、本を読んだ方からの手紙などにも、すべて返事をかえされますし、質問にも丁寧に答えられます。

ブログをご覧になられた方は良くお分かりかと思いますが、コメントにもちゃんと返事されますし。

ブログの世界では当たり前っちゃあ当たり前なんですが、忙しい中ここまでされるDrは、そうそうおられないと思います。
(コメント拒否のブログもありますよね…)

質問にはきちんとお答えするという、江部康二先生の信条が垣間見れて、感服致したしだいです、はい。

で、長期的予後です。

糖質制限食の批判でもっとも多いというか最終的に行き着くところがこれなんです。

『糖質を食べなかったら血糖値は上がりません』とか、とか『血管性の疾患リスクが減る』とかは、生理学的な事実や欧米での大規模調査の結果、また、高雄病院での臨床データから明らかなので、否定のしようがないんですね。

ですが、確かに20年30年糖質制限食を続けるとどうなる?
といったデータは、残念ながらありません。(イヌイットの方々データはありますが)

<つづく>



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続、糖質制限なイタリアン

2007年07月25日
秋みたいゆうてたら、いきなり夏になってしまいました。
しかも、京都特有のたまらんくらい蒸し暑い夏です。
朝からシャワーを浴びたのですが、また汗がじっとりしている、あらてつです。

mokomokoさん、いつもコメントありがとうありがとうございます。

家庭菜園、いいですね~。私も、仕事部屋のトラの尾がわさわさになってきたので、昨日の昼休みに株分けしました。なんだか、植物は癒しを与えてくれるような気がします。

さて、デュラムセモリナのパスタのGIが比較的低い理由ですが、mokomokoさんが仰いますように、デュラム小麦のセモリナ粉は、普通の小麦を精製した粉より消化が良くないんですね。ですから、ゆっくりと消化吸収される分、急峻に血糖値を上げないので、GIが低い方になっているんです。

ところが、です。

GIというのは、糖質が吸収されて血糖に変わる速度を指数にしたものなので、低いといえど、最終的には食べた分、糖質として吸収されてしまいます。急激に上がらないだけで、糖質を摂っていることには変わりないんですね。

しかも、糖尿病である程度症状が進んだ方は、糖の処理が追いつかないので、低GIの食品でも血糖値が上がってしまいます。

ですから、GIは境界人の方や、症状の軽い方が目安にされる分にはいいですが、症状が進んだ方はあまり参考にされない方がいいですね。

それに、デュラムセモリナのパスタのGIが低いといっても、白米やら白いパンに比べてなので、決してびっくりするほど低いもんじゃないですよ~。昨日のブログでGI50って書きましたが、違う資料には60とか65とか書いてあるのもありました。

基本的には、糖尿病の方の食事、しかも糖質制限食に使える食材ではないですね。

けれども、毎日の生活の中で食べるものとして考えたら、グルコーススパイクも起こしにくいので、食生活十箇条にあっているな~と思いました。

精製した糖質過多の現在の食生活を見直す意味で、イタリアンって参考になるのでは?と思うわけです、はい。

で、話変わりますけど、全粒粉のパスタは、大豆まるまる麺と負けずとも劣らないくらい「シコシコ」しないですね。。。

大豆まるまる麺は大豆なんであきらめも付きますが、全粒粉は小麦なんで悲しみが込み上げてきます。全粒粉のパンは美味しいのに…。

で、mokomokoさん、黒豆まるまる麺ですが、なんと申しましょうか、ノーマル(?)の丸まる麺より大豆臭さが少ないような気がするんです。(気ですよ、気)

食感ですが、ノーマルまるまる麺より干豆腐麺に近く、ボソボソ感が少ないような気がします。(あくまで気ですよ)

ですから、私はノーマルまるまる麺より気に入っていますが、mokomokoさん、こんなんで参考になりますでしょうか?

mokomokoさんがお食べになられましたら、是非、ご感想をお聞かせ下さい。


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糖質制限なイタリアン

2007年07月24日
暑中お見舞い申し上げます。

って、梅雨も明けんうちから秋のような空が広がってます。

明け方、寒くて目が覚めたあらてつです。

え~、先日、「イタリア料理ってオリーブオイルいっぱい使うので糖質制限食なんじゃない?」「けど、パスタ食べるからダメだよね~」なんて話を小耳にはさみました。

オリーブオイルをいっぱい使えば糖質制限食かといえば、そうではないのですが…。

けど、伝統的なイタリア料理って、パスタを食べつつも低GIで、いわば、江部康二先生が提唱される、『食生活十箇条』に当てはまる食事なんですね。

「糖質制限食と食生活十箇条は、小麦あかんやろ?そやのに、なんで小麦でできたパスタがええねん!」

と仰るそこのアナタ!

この話には、続きがあるんですぜ。

ここで、『食生活十箇条』の第一条を思い出していただきたいのですが、

一、主食は未精製の穀物が好ましい(玄米、全粒粉のパンなど)

となっております。

で、イタリア料理で使われるパスタですが、よく「デュラムセモリナ100%」なんて書いてあったりしますよね。

この、「デュラムセモリナ」ってなんじゃいな?と言いますと、まず、デュラムというのは小麦の種類です。セモリナは粗く挽いた状態のことを言うそうです。

要するに、デュラム小麦を荒挽きしたものが、デュラムセモリナで、精製した普通の小麦粉とは違うものなんです。

精製してないので、普通の小麦粉のように、即時に吸収されません。ですから、パスタのGIは低く(GI50)なっており食べても、「グルコーススパイク」が起きにくいんです。

「グルコーススパイク」が起きにくいから、代謝が安定する、代謝が安定するから、血管障害やら心臓病やらアレルギーが起きにくい、そこへもって、新鮮なオリーブオイルをタップリ使うので“体に良い”のでしょうね。

そもそも、イタリア料理に限らず、伝統的な料理ってそれぞれ経験的に“体に良いもの”が選ばれて残って来たと思うんです。

ただ単に、「オリーブオイル使うから体に良い」とか、「パスタ食うてるからあかん」とかじゃなく、全体的な組み合わせが大事なんだなと。

地中海料理しかり、日本の玄米菜食しかり、中国の医食同源の考え方もちょっと違うかもですが、近いもんがあると思います。

ちなみにイタリアでは、「パスタはデュラムセモリナ以外で作ったらあきまへん」なんて法律があるそうですよ。

『食生活十箇条』
一、主食は未精製の穀物が好ましい(玄米、全粒粉のパンなど)
二、白パン・白砂糖など精製炭水化物の摂取は極力減らす
三、発酵食品(味噌、漬け物、納豆など)をきちんと食べる
四、液体でカロリーを摂らない(飲みものは水、番茶、麦茶、ほうじ茶など)
五、魚貝類はしっかり食べ、肉類は適量を摂る
六、季節の野菜や海草はしっかり食べ、旬の果物も適量摂る
七、オリーブオイルや魚油(EPA、DHA)など身体に良い油脂は積極的に摂る
八、牛乳は極力減らし、チーズやプレーンヨーグルトは適量摂る
九、できる限り化学合成添加物の入っていない安全な食品を選ぶ
十、食事は楽しく、ゆっくり、よくかんで 
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お知らせです

2007年07月23日
糖質制限食レシピの高野邦子先生、ブログ更新されたので、皆さん是非見てくださいね~。

糖尿病・ダイエットにも使える糖質制限食レシピ

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糖質制限食とⅠ型糖尿病 小児糖尿病にはどうでしょう?

2007年07月23日
今朝から後頭部が激しくガンガンしてます。
後は新人ゴイチに任せようなどと頭に浮かんだ、あらてつです。

え~、saka10さん、myさん、コメントありがとうございます。

あんなんでご期待に沿えましたでしょうか…。

さて、若年発症Ⅰ型糖尿病に、糖質制限食はどうかとのことですが、確かに難しい面があるかもですね。

江部康二先生は、長期に亘って合併症のリスクが高くなるので、小児糖尿病こそ糖質制限食が向いていると仰いますし、私もそう思います。

数値目標が低くても、大人になって発症するより長期間高血糖になるわけですから、より血糖コントロールが重要になると思うんです。

糖質制限食なら、野菜を食べない子どもでも、タンパク質をカウントしてやれば比較的メニューを組み立てやすいのではないでしょうか。

ただ、saka10さんが仰いますように、周りの友達と同じお菓子や給食を食べられないのは、子どもにとってストレスだと思います。

ここでふと思ったのですが、小児糖尿病の場合、学校給食ってどうなっているのでしょうか?カロリー制限メニューかなにかで対応してるのでしょうか?

学校給食が糖尿病食で対応してるなら、制限を受けることには変わりないので、糖質制限食もさほどストレスを感じずに可能かなと。

ただ、学校側が糖質制限食に対応可能かは、疑問ですが…。

済みません、勉強不足です。学校給食が糖尿病に対応してくれるのか、調べてみます。

おやつに関しては、やはりある一定の我慢が必要なのは、大人と一緒で致し方ないのではないかなと、個人的には思います。

こうなると、将来のリスクを取るか、ある程度の我慢を取るかになってしまいますが、子どもにはつらいですよね~。

うーん

おやつに関しては、当社で販売しているものを食べて頂ければ、その分我慢の量は少し減りますが、こればっかりと言う訳にもいかないですし…。

今回は、煮え切らない文章でごめんなさい。

もし、このブログをご覧下さっている中で、小児糖尿病のお子さんをお持ち方がおられましたら、一度、生の声をお聞かせ頂ければと思います。







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続、糖質制限食とⅠ型糖尿病

2007年07月22日
雨、あめ、アメ、AME

いくら梅雨やゆうても、こんなけふったらもうええやろと思うのは、私だけではないはず。あらてつです。

前回の続きです。

が、

saka10さん、ご期待を裏切ってしまってたらごめんなさいです。

え~と、血糖値のコントロールに抜群の効果を示す糖質制限食ですが、その糖質制限食をもってしても、コントロールが難しい症状の方もおられるのがⅠ型糖尿病です。

ですから、江部康二先生、Ⅰ型糖尿病の患者さんには、糖質のカウントだけではなくタンパク質もカウントして食事内容を指導されます。

ここでまた出ます。

ところが、です。

そのⅠ型糖尿病の患者さんに、従来の糖質60%、脂質20%、タンパク質20%のカロリー制限食を強力に進めておきながら、「血糖値が安定せーへん」


当たり前やん。

糖質は、もちろん血糖値を一気に上げます。カロリー制限食では、一回の食事の60%をその糖質で摂り、それに加えて、食べた量の半分、Ⅰ型糖尿病の方ならもっと血糖に変化するかも知れないタンパク質を20%摂ります。

そら血糖値上がるわな。

前回も書きましたが、Ⅰ型糖尿病の方に関しては、糖質が血糖値に1番影響を与えるのはもちろんのこと、タンパク質や場合によっては、脂質も血糖値を上げる要素として考えなければならないと江部康二先生は仰います。

これは、何も難解な理論から導き出された仮説ではなくて、私なんかでも理解できる生理学的な事実ですね。

それなのに、血糖値を上げる要因を考慮せずに食事指導。その挙句が「血糖値が安定せーへん。」

安定せーへんやなくて、安定させてへんのとちゃうの?と思うのは私だけではないはず…。

Ⅰ型糖尿病の方の中には、子どもの時や若年で発症された方も多くおられます。

と言うことは、中高年以降に発症するよりも、長期間に亘って血糖コントロールが必要になるわけですよね。

けれども、従来のカロリー制限では、血糖値が乱高下してしまいます。すると、その分血管が傷害される期間も長くなるわけで、おのずと合併症のリスクも高くなります。

Ⅰ型糖尿病患者さん、若年で発祥された方や小児糖尿病でⅠ型の患者さんも含めて、糖質制限食+タンパク質カウントがベストな食事療法だと私は思うのですが、皆さんどうでしょうか。

あ、シュガーカウントのこと書いてへんかった。。。






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Ⅰ型糖尿病と糖質制限食

2007年07月21日
指ではなくて、足が攣った激痛で目が覚めました。あらてつです。

さて今日は、こないだから書こうと思っていて、話がそれまくっていた、Ⅰ型糖尿病とシュガーカウントのお話です。

以前に江部康二先生のお供をして出かけた際、道中、Ⅰ型糖尿病の患者さんの話になりまして、血糖コントロールがなかなか大変と仰っておられました。

私が、糖質制限食でもコントロールが難しいのですかと聞きましたら、江部康二先生曰く、

「Ⅰ型の方は、糖質だけじゃなくてタンパク質もカウントしなきゃならんからなー。」

基本的に、タンパク質、脂質、糖質の中で血糖値を上げるのは糖質だけなのですが、厳密に言いますと、時間をかけて少しずつですが、タンパク質、脂質も血糖に変化します。

その割合ですが、タンパク質が、摂取した量の50%、脂質なら10%が血糖に変わります。

ただ、その変わるスピードがとてもゆっくりなので、糖質のように100%が吸収されて一気に血糖値を上げるわけではありません。

ですから、糖質制限食的には、血糖値を上げる栄養素とはしていないんですね。

実際、皆さんも実感されていることだと思いますが、タンパク質・脂質中心の糖質制限食血糖値は一気に改善します。

ところが、です。

Ⅰ型糖尿病の方は、そううまく行かないんですねー。

先程の『タンパク質は50%、脂質は10%が時間をかけて血糖に変わる』も、Ⅱ型糖尿病の方には当てはまるのですが、Ⅰ型糖尿病の方にはなかなかうまく当てはまらないんです。

しかも、患者さん個人個人の差が大きく、吸収速度も血糖上昇速度も患者さんによって見事にばらばらだそうです。

江部康二先生や私のブログで良く出る「1gの糖質がⅠ型糖尿病の患者の血糖値を5上げる」についても、あくまで平均的なもので参考にはなりますが、そのまま使って血糖値が安定するというわけには行かないんです。

ですから、糖質だけではなくタンパク質、患者さんによっては脂質も血糖を上昇させる要因として考えないと、Ⅰ型糖尿病の方の血糖コントロールはうまく行かないと仰ってました。


嗚呼、それなのにそれなのに…。

あろうことか、「Ⅰ型糖尿病は食事でコントロールできない」などと仰る方々がおられるんですねー。

次回はそこらへんを書いていきます。

<つづく>

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新潟県中越沖地震に思うこと

2007年07月20日
今回は、糖質制限食とは何の関係もないのですが、何か釈然とせんもんがあるのでそのことを書きます。糖尿病や糖質制限食のことでいつもこのブログに来て下さる皆さん、ちょっとだけお付き合い下さい。

今回の新潟県中越沖地震、多くの方が被災され亡くなられた方もおられます。やっと電気が復旧したそうですが、未だガスや水道が使えず、避難所で不自由を強いられている方がたくさんおられます。

そんな中、自動車メーカーに部品を供給している工場が、被害を受けて操業が止まり、各自動車メーカーの生産ラインがストップしているとニュース番組でやっていました。

で、昨夜のニュースで、各自動車メーカーがそれぞれ社員を現地に派遣して、その工場の復旧作業を手伝っているとのこと。

またんかい。

工場の復旧が先か?

被災した人の支援が先ちゃうんか?

被災した人達、それぞれのメーカーのユーザーやろ?

なんでそっちを先に助けん?

大手コンビニ会社、地震などの災害時には、率先して食料支援を行うと聞きました。現に、阪神大震災の時など、無償で食料支援してたコンビ二もありました。

工場の復旧に社員を派遣した某国内最大自動車メーカー、過去最高の経常利益出したと以前報道されてました。

自社の利益のためには社員を派遣できても、被災者を助けるためには社員を派遣出来ないみたいです。

ちなみに、そのメーカーのホームページにこんなんありました。

「7月19日、社会福祉法人新潟県中央共同募金会に対し、2,000万円の義援金を寄付を決定」

28兆も売り上げ出しといて、2000万の寄付か?

しかも、地震が起こったん16日やぞ。

さすが、『顧客の利益よりも自社の利益を最優先とする企業姿勢』と言われるだけのことはありますね。

このメーカーに限ったことではないですが、地震が起こって真っ先に支援を決定したなんて話、ついぞ聞きません。

ノーブレス・オブラージュと言う言葉があります。

直訳すると「高貴な者の社会的責任」ですが、欧米においては「富める者がその富を社会のために使い、その結果、社会全体を良くしていく」、すなわち、「富める者の社会的責任」といった意味で使われています。

以前、どこぞの民放の番組で、セレブが身に付けなければならないマナーなんて紹介されてましたが、そんなもんとは全然違います。

誰かに車を売って儲けてているのが自動車会社で、その車を買ってくれた誰かが被災したわけでしょう。

地震が起こって被災状況が分かった時点で、すぐにでも食料なり支援物資を持った社員を現地に派遣していれば、そのメーカーの社会的評価は一気に上がったでしょうに。

どうやら日本の自動車メーカーには、社会に利益を還元するなんて考えはないみたいですね。
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ドライ納豆って…

2007年07月19日
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あたたたたー!

たわばっ

胸に7つのニキビの痕を持つ男、あらてつです。

只今、1秒間に88発のタイピングを目指して猛特訓中。

キーボードが破裂する日も近いと思います。

さて、ドライ納豆なるものについて、よこちゃんさんからご質問頂きました。

なあーんか台風より雨降りましたね。今日もすっきりしない天気だし、話変わるんですけど糖質制限食品これからも色々増えていくと思うんですがあくまでリクエストとゆうか「ドライ納豆」ってご存知ですか?何年か前にモデルの冨永愛さんが海外のコレクションに出るとき必ず持って行く物の一つにあげてました(和食党らしいので)。JALやANAのCA達も紹介してたりして気になってたんですが今に至るまで食してません、納豆は糖質制限OKじゃないですか。蒸し大豆黒豆などのように手軽に食べれそうですよね。チーズやナッツ類も良いんですが塩分なんかも気になるしご検討下さいませんか、すいません朝っぱらから長々とm (__)m

よこちゃんさん、いつもコメントありがとうございます。
恥ずかしながら、私、ドライ納豆を知りませんでした。

で、どんなもんなんかいなと調べてみましたら、納豆をアブラで揚げて味付けしたもんなんですね。

うーん

納豆自体は、昔から体に良いって言われてますし、糖質制限食推奨食品で私も良く食べますが、アブラで揚げてあるっていうのがどうも引っかかりますね~。

今日の江部康二先生のブログや、以前に書いた私のブログにありますように、使っている“油の質”が気になります。

繰り返しになりますが、アブラは酸化・変質しやすく、本来デリケートな食品なんですね。

ですから、揚げ物に使うと即、酸化します。

しかも、このような業務用で使われているアブラは、圧搾したアブラであろうはずがなく、恐らく、溶剤抽出や水素添加されたアブラだと思われます。(圧搾したアブラを使っている業者さんがおられたらごめんなさい)

ということは、ここでまた、本日の江部康二先生のブログに出てくる、トランス脂肪酸の影響も気になってくるわけです。

ここからは、あくまで私の私見ですが、普通に食べて健康に良いと言われているものを、わざわざアブラで揚げる必要はないと思います。

私達がマルヤナギさんの『やわらか蒸し大豆・蒸し黒豆』を推奨する理由は、手軽に食べられて美味しいのはもちろんのですが、この商品は、大豆をそのまま蒸しただけで、余計なことは一切してないんですね。

一見健康なイメージで売られているものでも、ちょいと視線を変えて見てみると、???がつくものが多いんです。

ですから、よこちゃんさんもお出かけの際に大豆を持って行こうとお考えでしたら、少々臭いますが普通の納豆か、マルヤナギさんの『やわらか蒸し大豆・蒸し黒豆』をお供にしてやって下さいね。






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糖質制限なお知らせを二つ

2007年07月18日
今朝、江部康二先生が来られまして、「タイピング練習してんの?」と笑っておられました。

江部康二先生、実は、高雄病院京都駅前診療所開設に向けてタイピングの練習中だそうです。

指が攣りそうな思いをしているのは、私だけではなかったと妙な安心感を覚えた、あらてつです。

さて、お知らせがふたつ。

まず、江部康二先生とレシピ本を書かれておられる、高野邦子先生が糖質制限食レシピのブログを書かれています。

『糖尿病・ダイエットにも使える糖質制限食レシピ』です。

できるだけ簡単、お手軽なメニューを紹介していきますと仰っています。皆さん、是非参考にしてみて下さいね~。

続きまして、江部康二先生の講演会のご案内です。

8月19日、神戸ポートピアホテルにて江部康二先生の講演会を行います。

今回は、大豆フィナンシェのアトランティクさん、こんにゃく麺・ごはんこんにゃくのウエダ食品さん、やわらか蒸し大豆のマルヤナギさん、ラカントのサラヤさんがご協賛下さいまして、なんとなんと、会場での実演販売を行ってしまいます。

これは、参加しない手はないでしょう。

お盆でご先祖様を送ったあとは、江部康二講演会で締めて、暑い夏を乗り切ろうではありませんか。

神戸、大阪はもちろん、近畿一円、日本全国から皆さんのご参加、お待ちしております。

【演題】
「糖尿病・肥満と糖質制限食」
-糖尿病・肥満の画期的な新しい食事療法-
300人の入院糖尿病患者
900人の外来糖尿病患者
の実績をもとに

【演者】
高雄病院理事長
江部康二

【著書】
「主食を抜けば糖尿病は良くなる」
「糖尿病が良くなるごちそうレシピ」糖質制限食の実践法
「糖質制限食 春のレシピ」
「糖質制限食 夏のレシピ」
いずれも東洋経済新報社

日時 8月19日 日曜日
   受付13:30~ 開演 14:00~15:30
   講演終了後、質問コーナーあり

会場 神戸ポートピアホテル
   本館地下1階 和楽の間

定員 100名

参加費 1000円

参加ご希望・お問い合わせは、

京都高雄倶楽部
TEL 075-873-2170
FAX 075-871-6865
E-mail info@ktk-kyoto.jp
営業時間は8:45から17:00(くらい)
お休みは日・祝。
席をはずしていることもありますので、留守電に連絡先を入れておいて頂ければ後ほどお電話致します。
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被災地の復興をお祈りいたします。

2007年07月18日
今回の新潟での地震、亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。また、怪我をされた方の回復と、一日も早い復興をお祈りいたします。

mokomokoさん、いつもコメントありがとうございます。
knacke さん、はじめまして。ようこそあらてつのブログにお越し下さいました。ありがとうございます。

お二人が仰るように、糖尿病や、その他の食事制限のある疾病をお持ちの方が被災された時、より厳しい状況におかれてしまうのが辛いです。

救援物資が、安価で大量に用意でき、取り急ぎ運べてお腹が膨れるものということで、炭水化物ばかりになってしまうのも、ある一定仕方ないとは思うのですが…。

阪神大震災の時、透析を受けられている腎臓疾患の方が、透析を行っている病院も被災したので、とても大変だったと聞きました。

今は、糖質制限食に適応で、災害時に援助物資と使える食材を用意しようとすると、それこそ数が少ないのでコストも手間もかかりますし、国も準備してくれないでしょう。

しかし、糖質制限食の考え方が一般的になれば、絶対数が増えるので、災害時も血糖値を上げない食材が安価に準備できると思うのです。

また、糖質制限食を続けて血糖コントロールをしていれば、糖尿病性腎症になることも防げます。すなわち、透析になることを防げるのです。

糖質制限食でインスリンを減量、離脱できれば、インスリンが手に入りにくい被災時においても、救援体制が整うまでは、なんとか持ちこたえられるのではないでしょうか。

糖質制限食は、まだまだ日本では少数派です。しかし、長い目でみれば、災害時のような時こそ糖質制限食を続けていくことの意義がはっきりすると思うのです。

江部康二先生と共に、これからも糖質制限食の普及に全力で取り組んでいきますので、皆さん、これからも宜しくお願い致します。




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「頸性神経筋症候群」の鍼灸治療

2007年07月17日
私も人ごみと行列大嫌い、あらてつです。

江部康二先生、ご安心下さい。ここにも一人変人(?)がいます。私も人ごみと行列大嫌いです。ついこないだまで、嵐電の乗り方すら知りませんでした。(未だに一人で乗れませんが…。)

あ、もっと不安になられるかも…。

さてさて、今日は前回の続きです。

この「頸性神経筋症候群」ですが、具体的にどこがどう悪くなっているのかといいますと、「頚部後筋群」と呼ばれる筋肉に共通した異常があることが分かったのです。

ややこしい漢字が連発して出てきましたが、「頚部後筋群」とは、首の後ろ側の筋肉の総称で、これらの筋肉が部分的に硬くなっていたり、押したら痛いなどの症状が出ると、これらの筋肉の近くにある神経が刺激されて、頭痛が起きたり自律神経の失調が起こり、いわゆる、「不定愁訴」の出現となるんですね。

早い話、首の後ろの筋肉が凝り固まってしまうと、頭痛やら自律神経失調症が起こってしまう、逆に言うと、これらの原因として、首の後ろの筋肉が固まってしまうことが考えられるということです。

ここまで、皆さん分かって頂けましたでしょうか?

で、ほなどないしたらええねんとなるんですが、その前に。

この「頸性神経筋症候群」の治療の話を聞いた鍼灸師のM本先生、凝り固まった首の筋肉を鍼灸治療によってほぐすことにより、不定愁訴を解消できないかと取り組まれました。

けれど、いきなり患者様で試すわけに行きませんから、私を含む高雄病院職員で実験(?)、その治療効果を確かめることと相成りました。

半年以上に亘り、不定愁訴を訴える職員に治療を施した結果、顕著な症状の改善が見られました。

凝りや痛み、それに伴う不定愁訴の症状が、それまでの治療法より短期間で改善、精神状態の安定などの結果が得られたのです。

私が治療を受けた感想ですが、まず、首の後ろの筋肉があんなにガチガチになっているなんて、全く自覚症状がありませんでした。こんだけ固まっとたら、そらどっか悪くなるやろちゅーくらいガチガチです。

このガチガチに針をしてもらって緩んでくると、背中から腰にかけて、特に私の場合は腰痛持ちなんで、腰が楽になったのがとても印象的でした。

もちろん、この治療を受けるまで、ずっとM本先生の鍼灸治療にお世話になっていたので、鍼灸治療の効果は十分以上に体感&理解していたのですが、これまでとは違ったアプローチとその効果に驚きを隠せませんでした。

私の場合は、腰が痛いや肩が痛いなどのいわゆる“整形外科的な痛み” だったのですが、この「頸性神経筋症候群治療」、精神症状を伴う疾患にも効果的だそうです。

ここからは、M本先生のお言葉を引用します。

「現在のストレスの多い社会環境において、不定愁訴を伴う自律神経失調症・更年期障害・慢性疲労症候群・うつ病などで困ってらっしゃる患者さんは、全国で多数おられます。このような疾患を短期間で完治する治療方法は、薬剤を服用する以外に現段階ではまだ確率されていません。そのような中で、この治療方法は患者さんにとって、“一筋の光明”であると考えます。しかしながら、この治療を行っている病院や診療所は関東圏にしかありません(観音寺、松井先生を除きます)。今まで以上に、短期間での治療効果を期待することができるこの治療方法を積極的に取り入れることにより、これらの疾患で困っておられる患者さんの手助けをしていきたいと考えております。」

不定愁訴を伴う自律神経失調症・更年期障害・慢性疲労症候群・うつ病などでお困りの方、一度、高雄病院にて「頸性神経筋症候群の鍼灸治療」を受けてみられてはどうでしょうか。
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皆さんにご案内したい新しい治療法です

2007年07月16日
あなたの糖質制限食ライフをサポートする、あらてつです。

どこかの健康食品屋みたいですね。深い意味はありません。

今日は、糖尿病と関係ないですが、是非、皆さんに知って頂きたいお話があるのでお付き合い下さい。

高雄病院は漢方の病院で、鍼灸治療もやってます。その鍼灸治療を担当しておられるM本先生、私の糖質制限食の師匠であることは、前回ちょこっと書きました。

そのM本先生が取り組まれている鍼灸治療に、「頸性神経筋症候群」というのがあります。

「???」

なんですかそれは?なんて声が聞こえてきそう、いや、聞こえてくるのは間違いないので、簡単に説明します(ちゅーか、私には簡単にしか説明できないんですけど…)。

頭痛やめまい、なんでか知らんけどずっと体がしんどいなどといった、誰しも日常感じていながらも、どうしようもなくて放っとかれている症状ってありますよね。

いわゆる、『不定愁訴』と呼ばれている症状なんですが、日々感じている、若しくは症状が出ているだけに厄介で、症状が辛くて病院にかかられている方もおられるのではないでしょうか。

ところがこの『不定愁訴』、病院へ行っても良くならないことが多いんですね~。

例えば、頭が痛いといって脳神経外科を受診します。あれこれ検査して脳出血やらの異常が全く見つからない場合、頭痛薬か痛み止めが出て終わりです。薬を飲めば一時的に症状が治まりますが、根本的に治ったわけでではないので、頭痛自体は再発します。

で、また病院へ行っても検査結果に問題がないので、薬が出て終わりです。要するに、頭痛が治らないわけです。

頭痛に限った話じゃなく、『不定愁訴』と呼ばれている症状の多くが、「取り合えずお薬出しておきましょう。」的な治療しかないんですね。

この『不定愁訴』を訴えて受診される患者さんの大半に、共通の異常があることを発見し、80%以上の治療効果を上げておられるのが、四国観音寺の脳神経外科医、松井先生で、その治療方法が「頸性神経筋症候群治療」です。

<つづく>

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糖尿病と糖質制限食 糖質制限食を続けるコツ編

2007年07月15日
今日も朝からタイピング、オトコノコだけど涙が出ちゃう、あらてつです。

新人ゴイチ、よーしゃなく厳しいです。

さて、糖質制限なアイスクリームの食べ方について、mokomoko
さんからコメント頂きました。

お薦めとはいえないですが・・・

アイスクリームですが 季節柄 ちょっと食べたいですね。グリ○から 80キロカロリーのものが 最近売っていますね^^あれでももちろんいいのですが。。。私は チョコチョコ作っています。
でも 超簡単手抜きです。
イチゴの季節にラカントでジャムを作って大量に冷凍しました。それと 豆腐と生クリームのあわ立てと 混ぜて凍らせています^^
もっと手抜きは おいしいアイスクリームがあれば それに生クリームと豆腐を足して(水増しする?という感じ) 凍らせるのです。この食事療法を始めてから 市販のアイスクリームが甘すぎて 全部いただけません。ですから ちょうどいい感じになりますよ。
市販のものを使うときでも成分表が載っていますから それを参考にして全体の糖分を計算して 一回の食べることが出来る量を計算することは 必須ですが・・・
この療法は 長期戦です。ですから わたしにとっては手軽がなによりなんです


mokomokoさん、いつもありがとうございます。

そうなんです、糖質制限食を始めると、甘みに対してすごく敏感になりました。ちょっと砂糖が入ったものを食べると、めちゃくちゃ甘く感じるんです。これは、糖質制限食に取り組まれた多くの方からお聞きしますね~。

甘みだけでなくて、味覚そのものが敏感になったみたいで、例えば、ビールなんか飲むと、好みの問題もあるでしょうが、美味いマズイがすごくハッキリわかります。

私の糖質制限食の師匠である、高雄病院鍼灸師のM本先生も、某社ビール以外は不味くて飲めなくなったと仰ってました。

ちょいと話がズレましたが、mokomokoさんがご紹介下さったアイスクリームの食べ方、味覚的にも、シュガーカウント的にも
オススメですね。

食事療法は、続けなければ効果ありません。

でも、カロリー制限みたいにいちいちカロリー計算が面倒だったり、食べられるものが少なすぎたり、お酒がダメだったり、我慢することが多いと途中で嫌になります。私なら、「やってられるかー!」と星一徹になってちゃぶ台をひっくり返しているでしょう。

人間、なるべくなら我慢を減らしたいですもんね。

そこで、糖質制限食を長く続けるコツは、

1、なるべくお手軽に
2、ちょっとの工夫で我慢を減らす
3、あれダメこれダメと食べられないものを探すより、これ食べられる、あれもOKやんと、プラスに考えて食材を選ぶ

こんな感じでしょうか。

これに、皆さんからの「こんな食べ方あるよ~」「私はこうして食べてます」なんて情報をみんなで共有できれば、糖質制限食に取り組みやすくなるのではないでしょうか。

皆さんの「糖質制限な情報」引き続きお待ちしてますね。

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糖質制限な和菓子屋さん

2007年07月14日
新入社員のゴイチ君に、毎朝10分タイピングの練習をさせられている、あらてつです。

何度も書いてますが、私、パソコン大嫌いです。仕事で使わんとあかんし、いやいやながらも画面の前に座ってます。けど、仕事やなければ一生触ることなかったと思います。

昨日は、朝からバタバタしていて練習できなかったのですが、ゴイチくん、しっかり見てまして、帰り際に言われました。

「今日、練習してへんでしょ」

ごめんなさい。今日は、ちゃんとやります、はい。

さて、京都の和菓子屋『布袋餅菓舗』さんが作られている、「血糖値を上げない和菓子」を、これまで何度かこのブログで紹介させて頂きました。

二回目くらいに、頑張って値下げしますと書いたのですが、原料の大豆粉が高騰したり、甘味料が高すぎたりとなかなか厳しいものがありました。

しかーし、

男あらてつ、一度約束したことを反故にするような、タマナシやろーではありません。

今回、ほんのちょっとですが、布袋餅さんと相談して、お値段を下げさせていただきました。

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1番人気の「布袋焼き」です。

大豆で作ったあんを、これまた大豆と胡麻で作った皮で包んで焼いた、香ばしい焼き饅頭です。

これまで、3個で600円とさせて頂いてましたが、10円下げさせてもらいました。

10円ですんません。

けど、先程も書きましたが、世界中で大豆の相場が上がっていて、最初にご紹介した時よりも、大豆粉が高くなっているんです。

そんな中でも、1番お買い上げ頂いている商品を少しでも値下げして、買っていただく方の負担を減らしたい、そう思いました。

値段下げてくれはった「布袋餅菓舗」さんの心意気、買ってあげてください。

今回、値下げさせてもろたんは、「布袋焼き」だけですが、他の商品もこれから頑張りますんで、宜しくお願い致します。


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あらてつのイチオシ、「愛宕」です。
大豆あんをニッキ(シナモン)を使った生地で包んで焼いてあります。たまらんいい香りがします。もちろん美味しいですよ~。お値段は、3個入って590円です。

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大豆あんを卵でふんわりと浮かせた伝統和菓子「浮島」抹茶味です。女性に人気です。こちらは、3個で580円。

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同じく「浮島」の珈琲味です。和菓子と珈琲ってこんなに合うんだと感心しました。こちらも3個で580円になります。

どの和菓子も、今までなかった「大豆粉を使った和菓子」です。田中麗奈にも負けません。

血糖値も上がりませんし、江部康二先生、糖質制限食レシピの高野邦子先生もオススメされてます。

新商品も開発中ですので、皆さんこれからも宜しくお願いしますね~。

お問い合わせ
布袋餅菓舗
京都市右京区西京極西池田町61
 TEL・FAX 075-311-9438
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糖尿病と糖質制限食 みんなで情報交換しましょう編

2007年07月13日
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電化製品を買いに行くと、浦島太郎の気持ちが良く分かる気がする、あらてつです。

いつからテレビはあんなに薄くなったんでしょうか…。

さてさて、ここんとこ「糖質制限な食材コメント」を頂いているので、Ⅰ型糖尿病とシュガーカウントについて江部康二先生からお聞きしたことを書こうと思っていたのですが、その話は次回にして、コメントの紹介をばさせて頂きますね。

まずはおなじみのsジムさんこと、京都西院ボクシングジムの鈴木会長から頂いた、ついに10キロ減!のご報告です。

ついにっ!
73kg台突入。
思い出せば、3週間前に83kgあった体重から、なんと10kg減です★
(ちゃんと証拠写真を撮ってブログに貼り付けときました・笑)

身体の調子もかなりイイです。

このまま無理なく続けていきたいですね。
次は禁煙か????


鈴木会長、いつもありがとうございます。

『ごはんこんにゃく』でのダイエット、10キロ減達成おめでとうございます。
やはり、毎日食べるものって大事ですね~。ダイエットは無理をするとどっかで破綻します。その点、お米に混ぜるだけの『ごはんこんにゃく』なら無理しようがないですからね。
これからもご愛顧頂ければと思います。

鈴木会長のブログです。
『京都西院ボクシングジムの毎日』

ちなみに、マージンはお渡ししておりません(笑)

次は、ひまわりさんから頂いたコメントです。

江部Drレシピのレアチーズケーキを一口大で冷凍するとしゃきしゃき濃厚シャーベットになりますよ。
但し冷凍すると甘さがうすくなるので、甘いのが食べたければ
ラカントの量を増やされたらいかがでしょうか?


いつもコメントありがとうございます。

レアチーズケーキのシャーベット、おいしそうですね~。

江部康二先生と一緒にレシピ本を書かれた高野邦子先生が、チーズケーキを試作された時、少し食べさせて頂きましたが、普通のチーズケーキと変わらないくらい美味しかったです。

私、お腹弱いんで冷たいもの苦手なんです。ですから、氷らせてもOKなのは盲点でした。

よ~く考えたら、レアチーズのアイスクリームって売ってますもんね。

これなら、これからの季節、食後に甘いアイスをとお考えの方にオススメですね。

ひまわりさん、ありがとうございます。

最近、皆さんのオススメな食べ方などをコメントいただいておりますが、糖質制限食に取り組むにあたって、とても参考になります。

糖質制限食は、メニュー考えるのがけっこう大変だったりするので、このブログを介して、皆さんで情報交換できたら嬉しいですね。

こんな食べ方あるよとか、オススメメニュー、どうやって食べればいいの?など、コメントお待ちしております。

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糖尿病と糖質制限食 シュガーカウント

2007年07月12日
先月、今年の梅雨は雨不足になると気象庁が言ってましたが、どこも大雨降ってるような気がするのは私だけでしょうか。
あらてつです。

さて、mokomokoさん、昨日のごはんこんにゃくの件、コメント間に合いましたでしょうか?

もしかして、冷凍庫に入れはったかもと気にしていたのですが…。

その前にコメント頂いていた、大豆まるまるめんの中華あんの糖質ですが、高雄病院の管理栄養士さんに聞いてみたところ、全然問題なしでした。

中華料理のあんかけ、例えば「あんかけチャーハン」とか「あげそば」なんかの、「あん」に使われている片栗粉の量は、一人前だと2~3gくらいだそうです。

片栗粉3g中の糖質は2.4gなので、大豆まるまるめんの中華あんかけ1人前なら、具に使う野菜の糖質を除けば、糖質量は約10gくらいですね。

まあ、中華あんかけにジャガイモ入れるわけでなし、野菜を入れても糖質量は知れてるのではないでしょうか。

「大豆まるまるめんの中華あんかけ」糖質制限食メニューとして合格です。

このように、食事の糖質量をカウントして、血糖値が180ml/dlを超えない範囲で食事を組み立てていけば、カロリーを制限する食事より血糖値が上がらないのは、もはや当たり前田のクラッカーで、食べられるものの幅も遥かに広がりますし、食生活が豊かになります。

今日の江部康二先生のブログにもありましたが、「1gの糖質がⅡ型糖尿病患者の血糖値を2~3上げる」を頭において、ここまでなら大丈夫だなって食事内容を選べるのが糖質制限食のいいところで、欧米での「糖質管理食」「カーボカウント」をさらに推し進めたのが、江部康二先生の「糖質制限食」「シュガーカウント」なのです。
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江部康二先生 糖質制限食講演会のお知らせ

2007年07月11日
京都高雄倶楽部で、江部康二先生の講演会を主催します。

私が言うのもなんですが、江部康二先生、めっちゃ話がおもしろいです。面白い上にためになり、しかも本やブログで書けない裏話もいっぱい飛び出します。

しかもしかも、糖質制限食食材メーカーさんの実演販売もやっちゃいます。これは行かない手はありません。

神戸、大阪はもちろん、近畿一円、日本全国から皆さんのご参加、お待ちしております。

【演題】
「糖尿病・肥満と糖質制限食」
-糖尿病・肥満の画期的な新しい食事療法-
300人の入院糖尿病患者
900人の外来糖尿病患者
の実績をもとに

【演者】
高雄病院理事長
江部康二

【著書】
「主食を抜けば糖尿病は良くなる」
「糖尿病が良くなるごちそうレシピ」糖質制限食の実践法
「糖質制限食 春のレシピ」
「糖質制限食 夏のレシピ」
いずれも東洋経済新報社

日時 8月19日 日曜日
   受付13:30~ 開演 14:00~15:30
   講演終了後、質問コーナーあり

会場 神戸ポートピアホテル
   本館地下1階 和楽の間

定員 100名

参加費 1000円

参加ご希望・お問い合わせは、

京都高雄倶楽部
TEL 075-873-2170
FAX 075-871-6865
E-mail info@ktk-kyoto.jp
営業時間は8:45から17:00(くらい)
お休みは日・祝。
席をはずしていることもありますので、留守電に連絡先を入れておいて頂ければ後ほどお電話致します。
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糖尿病と糖質制限食 ごはんこんにゃくの食べ方編

2007年07月11日
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7月2日から高雄倶楽部に新入社員が来てくれました。

もともと広告の企画・デザイン会社で仕事をしていたのを引っこ抜いたのですが、どうも彼が来てからずっと雨のような気がします。

昨日も、仕事を切り上げて帰ろうとすると、滝のような雨が降ってきました。

私以上の雨男がいたと変なところで安心した、あらてつです。

さてさて、ごはんこんにゃくの反響が予想以上に大きく、コメントやお電話での問い合わせを多数頂いたので、食べ方について考察してみましょう。

まず、おなじみのmokomokoさんのコメントをご紹介です。

わかりませんでした^^

先程 こんにゃく入りご飯(2対1)で タマ掛けご飯を食べて 主人は 出勤しました。途中で こんにゃく入りを 話したら 全然わからないね~といって いました。炊飯器をはじめて開けたとき こんにゃくの香りがしましたが 卵で混ぜていると わたしも全然わかりませんでした。
江 部先生の ブログによると 玄米でも 糖尿人は ビュっと 上昇するようですね。糖尿人でない主人ですし 玄米は絶対拒否なんで この調子で 朝は 時々 このタマ掛けご飯で・・・ちなみに2合で4回分のご飯が出来ましたので120を4で割ると一回分が30ですから 90あげるってことですね?でも 朝食で すから これでいいかなって思っています。

mokomokoさん、いつもありがとうございます。

ダイエット目的、メタボ対策で糖質制限食に取り組まれる場合は、メーカーさん推奨のお米2合にごはんこんにゃく1袋で良いと思いますが、糖尿病の方は、それですとちょっと糖質が多いかもですねー。

お米2合の糖質が約240gあります。これに、ごはんこんにゃくを入れて炊くと糖質は半分になりますので、4杯ぶんのご飯で割ると1食分の糖質はmokomokoさんが仰るように、約30gになりますね。

お米を1合にすると、さらに糖質は半分になるので、1食あたりの糖質が約15gになります。

これだと、 “1gの糖質が糖尿病の方の血糖値を3上げる”から計算すると、45上がることになります。これくらいなら、『スタンダード糖質制限食』ではまだ許容範囲ではないでしょうか。

さらに糖質を押さえたい場合は、ごはんこんにゃくの量を増やせば良いのですが、ご家族とご一緒の場合は嫌がられる可能性大なので、そんな時は、お米に混ぜて炊かずに、洗って水を張ったお米の上にごはんこんにゃくをのっけて炊いて、炊き上がってからご飯とこんにゃくを混ぜると、分量を調整しやすいですよ。

あと、こんにゃくのにおいが気になる場合は、少しお酒を入れて炊くか、昆布をちょいと入れて炊くと、気になりませんよ。
あ、ご飯炊くときに入れる炭あるじゃないですか。あれ入れてもいいかもですね。

皆さんのオススメな炊き方とか食べ方とか募集してますので、またコメント入れて下さいね。


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糖尿病と糖質制限食 コメントのご紹介2

2007年07月10日
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祇園祭の真っ最中ですが、京都に住んでいながら宵山には小学校三年生の時以来行ったことがありません。あらてつです。

またまた、糖質制限食食材をお買い上げ下さいましたお客様からコメントいただいたので、ご紹介させて頂きますね。

まずは、sジムさんこと、京都西院ボクシングジムの鈴木会長から頂いたコメントです。

ごはんこんにゃく の 感想

米2:ごはんこんにゃく1の割合から開始し、現在は1:1で炊いております。
1:1だとさすがに分かりますが、2:1から始めた場合、ほとんどわかりませんので、「だまされたと思って食べてみるか」と思って毎食食べ続けてみてください。→体重の変化におどろき1:1にしてしまうことでしょう。(笑)

もっとも、私のように「お米大好き」。茶碗だと山盛り3杯は必ず食べる人間だから効果もあったのでしょうけどね。

私はダイエットのためにごはんこんにゃくを購入し、食べ続けていますが、ホントに「楽して痩せてビックリ」です。何せ、減量選手を何人もかかえる「ボクシングジム」の会長が「ビックリ」なのですから・・。

PS、当ジムの日記にも体重計の画像をUPしてあるのですが、現在74,2kg。6/20の時点で83kgあった体重から9kg減ってます。


このコメント、すごいです。決してヤラセではないですよ(笑)

私、あらてつは「鰻丼」を食いたいがために“ごはんこんにゃく”に手を出しましたが、こんなにダイエット効果があるんですね~。

ボクサーと減量は切っても切り離せないもの。そのボクサー達を指導する鈴木会長が仰るだけに、“ごはんこんにゃく”の減量効果、説得力が山盛りです。

鈴木会長、ありがとうございます。これからも宜しくお願い致します。

次のコメントは、大豆まるまるめんをお買い上げ頂きましたkaraさんです。

大豆麺の感想です。冷麺はカンゲキでしたが、中華麺を期待したらイケません。おろし蕎麦風に大根おろしと卵黄かつおぶし等薬味でほぼ合格でした。が、蕎麦つゆは自作で禁断の「みりん」しかも本みりん入りです。(糖尿人でないので・・スイマセン)そこで教訓ですが、なにかの麺の代理として調理するのは「大豆麺」に対して失礼です。大豆麺独自の美味しい食べ方をこれから模索したいと思います。オリーブオイルでカリッと揚げ焼き風はきっとイケると思います。

karaさん、いつもありがとうございます。

確かに、karaさん仰るように、今までの麺の代替品として考えない方がいいですね~。ついつい、“小麦麺の代わりのものを”と思ってしまいがちだったんですが、やはり大豆は大豆です。この麺にあった美味しい食べ方を追求する方が良いですね。私もいろいろと試してみます。

karaさんオススメの大豆麺料理を考案されましたら、ぜひぜひ教えて下さいね。『糖尿病・ダイエットにも使える糖質制限食レシピ』の高野邦子先生にもご協力いただいて、大豆麺レシピをみんなで紹介しあいましょう。
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糖尿病と糖質制限食 コメントのご紹介です

2007年07月09日
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当社で食材をお買い上げいただいたお客さまからコメント頂きました。ありがとうございます。

嬉しいので、感謝の気持ちをこめつつ、ご紹介させて頂きますね。

まずは、mokomokoさんから

はじめまして。昨日こんにゃく粒とだいず麺到着しました。いつもは、江部診療所のほうでお世話になっています。

早速麺の方をゆでてみたのですが、矢張りつるつるしこしことは行かないようです。でも、そこは低GIには換えられませんね。診療所のほうで薦めて頂いた外国産の麺よりは細いので 、ソースの絡みもいいかなと思います。今度は自家製トマトとバジルであえて見ますね。でも、意外と中華のあんかけなど にも合うような気もします。

こんにゃくの方は、鰻ではなく卵かけご飯を久しく食べていないので 挑戦してみます。本当に米だけとは遜色ないような炊き具合でしょうか?類似品は見たことありますが 意外と 糖分があったのですが これは本当に低糖なんで 楽しみです。
夫婦で 糖質制限食実行中です。(わたしは 境界糖尿人、主人は中性脂肪が高いです)今後とも宜しくお願いいたします。


mokomokoさん、お買い上げありがとうございます。

だいずまるまる麺、確かに蕎麦をたぐるみたいに“つるつる”って感じにはいかないのが悲しいとこですね~。

やはり、ソースを絡めたり、何か味付けしてやった方が美味しく頂けます。茹でた麺を、両面押さえるようにしてフライパンで焼いて、中華風のあんをかけてやると美味しいですよ~。

で、当社で販売のごはんこんにゃくですが、某社のコーンスターチやら蜂蜜やら入れたこんにゃく米と違い、100%こんにゃくで、もちろん“糖質ゼロ”です。

ですから、これだけで炊くとさすがにただのこんにゃくですが、お米と半々にして炊くと、ほぼわかりません。(私は、コメ2、こんにゃく8で炊いていますが…)

京都西院ボクシングジムの鈴木会長オススメの食べ方は、一日おいて食べると、こんにゃくにお米の香りが移ってより分からなくそうです。また、お酒を少々入れると美味しかったとのコメントも頂いております。

ごはんこんにゃくを召し上がる際の注意点ですが、こんにゃくとお米の割合によっては、糖質が高くなるのでくれぐれも食べすぎにはご注意くださいね。

江部康二先生の『1gの糖質が2型糖尿病患者の血糖値を3上昇させる』を参考に、ここまでなら大丈夫だなと混ぜる量を調整してみてください。 ちなみに、精白米1カップの糖質は約120gです。

洗って水を張ったお米の上に、ごはんこんにゃくを入れて混ぜずに炊くと、炊き上がってから上からしゃもじですくえば、こんにゃくとご飯の分量を調整しやすいので試してみてください。

mokomokoさん、これからも宜しくお願い致します。

さて、次はひまわりさんからのコメントです。

なんだか自分が糖質制限食普及センターの回し者のようですが、とばポン酢がとても便利なので・・・
とばポン酢1:ごま油1を空き瓶に入れてシャカシャカふるとおいしい醤油ドレッシング。
とばポン酢にラカント、レモン果汁加えて南蛮酢。
野菜や肉を油で揚げて南蛮酢に漬けると1品できます。
そのままポン酢としてもおいしいですが、1本あると色々使い回しできて便利です。
市販品はたいていぶどう糖液糖とか入っているので、このとばポン酢なら安心して使えますね。
あらてつ様
ついでに糖質なしのだし醤油も作ってくださいませ。市販品はたいていみりん入りなので。


ひまわりさん、いつもお買い上げ&コメントいただきありがとうございます。

糖質制限食普及センターの回し者、どんどんなってください(笑)

販売する私たちは、あらゆるメーカーを試食して、糖質制限食として使え、且つ美味しいものを探し出してご紹介しているので、商品には自信ありますし、私も実際に愛用してます。

けれども、売っている本人がなんぼ美味しいでっせと言っても、イマイチ説得力に欠けるんですね。ですから、実際にお買い上げ下さいましたお客様からコメントを頂けますと、本当にありがたいです。

糖質なしのだし醤油、難しいかもですがメーカーさんと検討してみます。

これからも宜しくお願いしますね。

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『糖尿病・ダイエットにも使える糖質制限食レシピ』

2007年07月08日
昨日の夕食は、「シーフードドリアのお米抜き」でした。次のお米抜きシリーズは何にしようか思案中の、あらてつです。

ちょっとお知らせ。「糖尿病が良くなるごちそうレシピ」 「糖質制限食 春のレシピ」 「糖質制限食 夏のレシピ」を江部康二先生と書かれている野邦子先生が、ブログを始められました。

「簡単お手軽な糖質制限食レシピ 」を紹介されるので、皆さんも是非参考にしてみてくださいね。

『糖尿病・ダイエットにも使える糖質制限食レシピ』です。

宜しくお願いします。

私なんか、最近手抜きしまくりで、その辿り着いた先が、「ドリアのお米抜き」ですからね~。

最初は、京都西院ボクシングジムの鈴木会長御用達、“ごはんこんにゃく”を使おうかと思いました。

だがしかし

果たしてこんにゃくとチーズは合うのか?この疑問にチャレンジする勇気は私にはありませんでした。

やはり、“ごはんこんにゃく”に登場願うのは、禁断の『鰻丼』の時だけにしておこうとやめておいたわけです、はい。

けどねー、「ドリアのお米抜き」、美味しいんですよ。

自分で作っといてなんですが、気に入りました。

野先生と違い、とってもB級グルメですが、糖質制限食中でメニューにお困りの皆さん、是非一度お試しあれ。

なんだか、しばらくこのシリーズ、続きそうです。
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糖尿病の誤解 遺伝性の糖尿病って?

2007年07月07日
川の向こうで織姫さんが手を振っている夢を見ました。

あの川は、天の川だったのでしょうか、それとも三途の川だったのでしょうか、あらてつです。

今回は、京都西院ボクシングジムさんでいただいた、もう一つの質問、「遺伝の糖尿病ってあるんですよね」の誤解を解きます。

これも以前に書いたので重複しますが、お付き合い下さいませ。

まず、糖尿病の分類から行きましょう。

糖尿病は、現在二つに分類されておりまして、一つは患者数が多い「Ⅱ型糖尿病」、もう一つがよく誤解されている「Ⅰ型糖尿病」です。

で、「Ⅰ型糖尿病」ですが、世間一般では、「遺伝によってなる病気」などと思われている方が多いです(なんと医者の中にもそう思ってる方もおられますし、実は、私もそうでした)。以前に、江部康二先生の所に取材にきたテレビ局の方二人も、「Ⅰ型糖尿病は遺伝ですよね」なんて仰ってました。

これが誤解でした。Ⅰ型糖尿病は、自己免疫疾患という病気なんですね。

自己免疫疾患というのは、本来なら体を守るはずの免疫細胞が、自分の細胞を異物とみなして攻撃してしまう病気です。リウマチも自己免疫疾患だといえば、「ああ!」って思われる方も多いのではないでしょうか。

どのような経過で発症するのか、簡単ですが説明しますと、膵臓が何らかのストレスにさらされたり、ウイルスに感染したなど(最近の研究では、ほとんどがウイルス感染らしいです)をきっかけに、免疫機能が誤作動し、免疫細胞がランゲルハンス島にあるβ細胞(インスリンを作る細胞)を攻撃してしまいます。

すると、インスリンを作るβ細胞はどんどん破壊されていき、やがてインスリンが分泌できなくなって血糖の処理ができなくなり、糖尿病の発症となります。これが、Ⅰ型糖尿病です。

遺伝する病気じゃなかったんですねー。

これ大事なんですが、ウイルスに感染して自己免疫疾患を起こすと聞いて、「Ⅰ型糖尿病って伝染するんですか。」って何名かの方から聞かれましたが、

伝染しません。

これこそとんでもない誤解です。このような誤解は捨て去って下さい。

重ねて言いますが、他者に感染する疾患ではありません。

さて、Ⅰ型糖尿病が自己免疫疾患だと分かったところで、Ⅱ型糖尿病にいきましょう。

Ⅱ型糖尿病は、食べすぎ飲みすぎ運動不足や過度のストレスなどといった、生活習慣によって発症すると言われています。

これはこれで間違いではないのですが、同じような食生活を繰り返していても、発症しない方もおられます。

これは何故かと言いますと、糖尿病になりやすい遺伝的体質があるそうなんです。

この糖尿病になりやすい体質に、食べすぎ飲みすぎ運動不足や過度のストレスなどが重なると、より発症しやすいんですね。

ですから、冒頭の質問、「遺伝の糖尿病ってあるんですよね」は、Ⅰ型糖尿病ではなく、一部のⅡ型糖尿病がそれにあたります。



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糖尿病の誤解 カロリーの誤解編

2007年07月05日
昨日の夕食は、“チキンドリアのお米抜き”でした。次は“きつねうどんのうどん抜き”に挑戦しようと考えてる、あらてつです。

最近、立て続けに電話やメールでご質問頂いているのは、当社であつかっている糖質制限食食材のカロリーについてです。

例えば、「大豆パン、大豆フィナンシェって、一個あたり何カロリーですか?」

とか、

「何故、カロリーの表記が無いのですか?」

うーん

「江部康二先生の本を読んだ」とご質問の電話を掛けて来られる方も多いです。

糖質制限食の良いところは、いちいちカロリー計算しなくてもいい点なんですが…。

ここで、糖尿病の誤解がまた出てくるのですが、血糖値を上げるのはカロリーではなく、「糖質」なんですね。

どういうことかと言いますと、カロリーを制限しても、糖質を食べている限り血糖値は上がります。

一般的な糖尿病治療食で言う、「1単位80kcal」、例えばオリーブオイル80kcal分と食パン80kcal分、どちらが血糖値を上げると思われるでしょうか?

世間一般的に思われているのは、「アブラの方が体に悪いからアブラが血糖値を上げる」ですが、実際に血糖値を上げるのは

食パンの方なんです。

オリーブオイルを80kcal摂ったって、血糖値に影響を与えません。けれども、食パン80kcal分食べれば、即座に血糖値は上がります。

ここに「1単位80kcal」の食事制限の恐さがあります。

制限カロリー内であれば、糖質だろうが脂質だろうが、何だって食べてもいいと解釈してしまう可能性が大きいのです。

現に、糖尿病の方で、「食事減らしたからその分ケーキ食べてもいい。」とか、「制限カロリー内やし、おやつ食べる」なんて仰る方、沢山おられます。

「1単位80kcal」を指導してる方々は、「食事はバランス良く!」なんて仰ってますが、実際おこっているのはこんな誤解なんです。

くどいですが、血糖値を上げるのは「カロリー」ではなく「糖質」です。

糖質制限食がカロリー計算をしない理由は、血糖値を上げる「糖質」を制限するからなんですね。

糖質を制限する限り、血糖値は上がりませんから、食事量が極端に多いなどを除く常識の範囲であれば、カロリー計算は必要ありません。

「糖質制限食」と「1単位80kcal食事制限」との大きな違いはここにあります。

<つづく>
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