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今日の江部康二先生

2007年04月24日
少し間が空いたので、再掲します。

難病、拘束型心筋症と闘う「はるかちゃんを救う会」にご協力をお願い致します。
ご協力頂きました皆さんには、厚く御礼申し上げます。

で、小児糖尿病の話を書くつもりでしたが、ちょいと変更致しまして、今回のお題は、『今日の江部康二先生』

今日の午後、私のところに江部康二先生がふらりと来られまして、ブログのことをお話していたのですが、そこに、大豆フィナンシェ(大豆で作った焼き菓子です。血糖値上がりません!)の製造メーカーの社長さんが来られました。

糖質制限食中でも食べられるスィーツとして、提携して開発して頂いたんですが、今回、新商品が出るというので、その打ち合わせに神戸から来られました。

江部康二先生、今日の診察は夕方からなので、ご一緒して頂くことになりました。

あれこれと話を進めておりますと、商品を手に取られた江部康二先生、成分表示に“ショ糖”の文字があるのに気づかれたんです。

「砂糖使ってないのに、なんでショ糖が入ってるの?」

大豆フィナンシェは、小麦粉・砂糖をいっさい使わず、大豆粉と天然甘味料エリスリトールを使っています。ショ糖が含まれるはずないのですが…。

研究機関による成分分析では、ショ糖(サッカロース)とあります。

むむむ…。

江部康二先生、パソコンの前に向かい、ショ糖とサッカロースについて調べだされました。

ところが、イマイチ良く分からないんですねー、これが。

ショ糖=砂糖、サッカロースと書いてあるページもあれば、違うこと書いてあるページもあります。

調べているうちに、原料の大豆粉やアーモンドにサッカロースが含まれているのではないかと結論に辿りつきました。

ひとしきりショ糖議論が続きましたが、なんとか打ち合わせも終わり、江部康二先生は高雄病院へ帰られたのですが…。

私が所用でしばらく外に出て戻ってきますと、なんと江部康二先生がおられるではありませんか。

まだショ糖とサッカロースを調べておられます(笑)

余程気になられたみたいです。

私も一緒になって画面を見ておりますと、新たな発見が…。

世間一般的に、ショ糖=砂糖 と理解されておられる方が多いのではないでしょうか。現にあるサイトでは、ショ糖=砂糖と書いてありましたし、私もそう解釈してました。

これが違うみたいですね。

ショ糖とは砂糖の主成分で、ブドウ糖と果糖が結合したものらしいです。要するに、ショ糖=ブドウ糖+果糖ってことで、ショ糖=そのまま砂糖、ではないのですね。

このショ糖に転化糖を加えたものが砂糖らしいです。

で、そのショ糖は、いろいろな食物に含まれているので、大豆にも含まれているのだろうとの最終結論に達したわけです。

疑問を持ったらとことん追求される江部康二先生を見ていて、子どもの頃の好奇心や探究心を思い出しました。

よいしょするわけではないですが、この気持ちを忘れないから、糖質制限食のようなまったく新しい理論にも取り組んでいけるんだろうなぁと、感心した一日でした。



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