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具体的に食べていい糖質量と「ロカボ」では、血糖コントロールなんて出来ないってお話

2018年08月03日
今日、いつもよりかなり遅く家を出ました。


いつもなら、通勤ラッシュ真っ只中の時間です。


流石に今日は混んでるやろなと覚悟していたのですが。


全然、全く、これっぽちも混んでませんでした。


学校と一緒に会社も夏休みなのか?


昨日の朝に引き続き、車が消えた理由を教えて欲しい、あらてつです。


ほんまに不思議…。


で。


前回の記事で、具体的な数値目標と、そこから逆算して1回の食事の糖質摂取量を決めてみてくださいね、なんて書いたら、読者の方からメールを頂きました。


「具体的に食べていい糖質量を教えて欲しいです」


うーん。


昨日の


1 空腹時血糖値110mg/dl未満、あるいは126mg/dl未満
2 食後2時間血糖値180mg/dl未満、理想的には140mg/dl未満
3 HbA1c6.5%未満、理想的には5.8%未満


から逆算してもらえれば出くる…(笑)


のですが、せっかくなので具体的に計算してみますね。


仮に。


2型糖尿病の方で、空腹時の血糖値が100mg/dlだとします。


食後2時間の血糖値を、目標値の140mg/dlに抑えるためには、


140-100=40


で、40mgの上昇幅が許容範囲ですね。


すると、40mg÷3gで約13g


この13gが一回の食事における糖質の摂取許容量となります。


ですが、一回の食事の糖質を13g以下に抑えるのは、出来る方は出来ますが、出来ない方は全然出来ないので、もう少し緩めの20g以下くらいから始める方が、後々、続けやすいかと思います。


この数字を見て、素朴な疑問が湧きません?


最近流行りのロカボ。


「糖質50%オフ!!!!」で、「糖質制限!」なんて謳っている商品、最近山盛り出てますが、麺なんか見てると、30gくらい糖質入ってます。


これだと、単純計算しても


30g×3mg=90mg


で、空腹時が100mgだとしたら、190mgまで上昇。


血糖値が180mg/dl を超えると、即座に血管の内側が糖によってダメージを受けるので、190mgなんてお話にならない数値です。


なので、皆さん、「ロカボ」では、血糖コントロールなんて物理的且つ生理学的に出来ませんので、くれぐれもご注意くださいね。




<つづく>
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時により過ぐれば民の嘆きなり八大竜王雨やめたまへ

2018年07月07日
今回の豪雨により、亡くなられた方々へのご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。


まだ、これから雨が強くなる地域があり、引き続き、警戒が必要な状況です。


ブログ読者の皆さん、くれぐれもお気をつけください。


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糖尿病の場合、運動で血糖値は下がるのか?

2018年06月18日
今朝起こった大阪府北部を震源とする地震の被害が、段々、明らかになって来ました。

被害に遭われた皆様、謹んでお見舞い申し上げます。

「今後2~3日は規模の大きな地震が発生することが多くある」との気象庁発表です。

くれぐれもご注意くださいませ。


【地震による配送遅延のお知らせ】

本日、6月18日午前7時58分ごろ発生した、大阪府北部を震源とする地震の影響で、メーカーからのご注文商品の入荷や一部の地域・区間のお客様への配達に遅延の影響が出ております。

ご注文時に日付指定をされた商品の配達に関しまして、ご指定日にお届け出来ない可能性がございます。

ご注文を頂いたお客様には大変ご迷惑をお掛け致しまして誠に申し訳ございませんが、ご了承頂ますようお願い申し上げます。






血糖値とロカボの折り合いについてご質問頂いた、あざらしさんから、ご丁寧にお返事頂きました。


あざらしさん、こちらの方こそ、ご丁寧にお返事頂きまして恐縮です。


また前回、


「次は、もう少し早くお返事させて頂きますので…。」


などと書いておきながら、またもやお返事が遅くなって申し訳ございません。


早速お返事に行きます。


果物・ナッツ・チーズは、すでにお試しになられてるんですね。


と言いますか、過去記事で書かせて頂いた内容は、取り組まれておられるご様子。


あとは少しずつ食事量を増やして頂いて、体重の増加と血糖コントロールの折り合いを付けて行きましょう。


それとは別に、今回、運動のことを書いて頂きました。


よく糖尿病の予防と治療には、


「食後30分に30分の運動」


が効果的、などとお医者さん&栄養士さん&その他医療関係者がのたまいます。


あざらしさんの場合、普段から血糖コントロールを意識されてるので、食後30分に30分の運動は、食後血糖値を下げるのに効果ありかと思います。


だがしかし。


「運動が糖尿病の予防と治療に効果が有るのか?」と云えば、些か疑問です。


私個人では、


「運動って、巷で思われてるほど糖尿病の予防、ひいては治療効果がないんじゃないの」


って、思うワケです。


ただ、


“肥満症でBMIが25も30もあって、インスリン抵抗性があるような人が、運動で痩せてインスリン抵抗性が改善されて血糖値が下がった”


なんてのは別の話ですよ。


この場合、問題の論点も別ですけどね(笑)


それこそ10年近く前の話ですが。


2009年に東海大学の大櫛陽一先生が運動と血糖値について共同研究されまして、私、コーディネーターを務めさせて頂きました。


糖尿病の方で通常のカロリー制限食と糖質制限食、運動あり、なしで食後血糖値の変動を調べたのですが、ストレートに言うと、それまで思われていた程の効果が出なかったんですね。


普段からコントロールが良くて痩せてる方は、「食後30分に30分の運動」で血糖値が下がりましたが、コントロールが悪くて太ってる方の場合、ほぼ血糖値が下がりませんでした。


この時は、糖尿病を発症してしまった方のばかりでしたが、恐らく予防の段階でも当て嵌まるような気がします。


つまるところ、運動してても糖質を過剰に摂っていれば、糖尿病になる危険性が高くなると。


そもそも、日本人がくまなく白米を食べられるようになったのは、第二次世界大戦以後、高度経済成長期以降です。


しかも一気に吸収されて一気に血糖値を上げてしまう、パンやらお菓子やら清涼飲料水などの精製された糖質を毎日山盛り食べているのが、現代人の食生活なわけです。


私の父母の世代も、戦争終わってひもじい中育って、ようやく食卓が豊かになったのは、高度経済成長期以降だと言います。


縄文時代を例に出すまでもなく、つい最近まで白い米なんて庶民が腹いっぱい食べるなんてできなかったことを、豊かになりすぎて皆が忘れてるような気がします。


いくら運動してても、山盛り糖質を摂ってては効果があまりないどころか、全く予防につながらないこともあるってところですね。


スポーツ選手が糖尿病になるのが、良い証拠です。


やはり、


「過ぎたるは及ばざるが如し」


この言葉に尽きると思います、はい。




なんか、あざらしさんから頂いたコメントと、随分ずれてしまいましたね…。




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運動は糖尿病の予防になるのかならんのか

2017年12月21日
知人が漁師になりました。

昨日、採れた魚の写真を送ってくれたのですが、どれも美味しそうです。

来年、一緒に漁に出ましょうと誘ってくれました。

「あらてつの糖質制限な日々」が「あらてつの漁師な日々」に変わってる可能性があると思う、あらてつです。

来年の春以降、ブログが更新されなかったら、確実に漁師になったと思ってください(笑)


で。

漁師とは何の関係もない本日のお話。

ここ数回書いて来た

「運動と糖質と糖尿病」

結局のところ、今回の表題の

「運動は糖尿病の予防になるのかならんのか」

なんですが、前回までの考察からのあらてつ的結論は、

「運動って、巷で思われてるほど糖尿病の予防、ひいては治療効果がないんじゃないの」

になりそうです。

あっ、

“肥満症でBMIが25も30もあって、インスリン抵抗性があるような人が運動で痩せて血糖値が下がった”

なんてのは別の話ですよ。

まあ、この場合問題の論点も別ですけどね(笑)

だいぶ前になりますが、2009年に東海大学の大櫛陽一先生が運動と血糖値について共同研究されまして、私、コーディネーターを務めさせて頂きました。

糖尿病の方で通常のカロリー制限食と糖質制限食、運動あり、なしで食後血糖値の変動を調べたのですが、ストレートに言うと、それまで思われていた程の効果が出なかったんですね。

普段からコントロールが良くて痩せてる方は、「食後30分に30分の運動」で血糖値が下がりましたが、コントロールが悪くて太ってる方の場合、ほぼ血糖値が下がりませんでした。

これは糖尿病を発症してしまった方のばかりでしたが、恐らく予防の段階でも当て嵌まるような気がします。

つまるところ、運動してても糖質を過剰に摂っていれば、糖尿病になる危険性が高くなると。

そもそも、日本人がくまなく白米を食べられるようになったのは、第二次世界大戦以後、高度経済成長期以降です。

しかも一気に吸収されて一気に血糖値を上げてしまう、パンやらお菓子やら清涼飲料水などの精製された糖質を毎日山盛り食べているのが、現代人の食生活なわけです。

私の父母の世代も、戦争終わってひもじい中育って、ようやく食卓が豊かになったのは、高度経済成長期以降だと言います。

縄文時代を例に出すまでもなく、つい最近まで白い米なんて庶民が腹いっぱい食べるなんてできなかったことを、豊かになりすぎて皆が忘れてるような気がします。

いくら運動してても、山盛り糖質を摂ってては効果があまりないどころか、全く予防につながらないこともあるってところですね。

「過ぎたるは及ばざるが如し」

この言葉に尽きると思います、はい。



<おしまい>

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【続】スポーツと糖質と糖尿病

2017年12月15日
今日も寒いですね。

昨日、自宅の周辺は雪がなかったのですが、高雄は薄っすら雪化粧でした。

地球温暖化で気温が上がってるハズなのに、2年連続して寒波襲来。

天気予報によると今年の寒波は、「北極振動」が原因らしいです。

北極振動ってナニ?

北極がブルブル震えるの???

エルニーニョにラニャーニャくらいは何とか分かりますが、北極が振動するなんて全くもって意味が分からん、あらてつです。

まあ、北極が震えるわけじゃないでしょうけどね。。。

それこそ意味の分からん話は置いといて、昨日の続きに行きましょう。


前回、アントニオ猪木さんはすっごいことカロリー摂取しているけど体脂肪は少ない、では何故糖尿病になってしまったのか?なんて話を書きました。

運動が糖尿病の予防になるなら、一般人よりも運動量が格段に多いスポーツ選手に、糖尿病になる方がいるのはなぜか?

今日は、このあたりを考えてみましょう。

私自身、選手として長らくスポーツやってました&今も続けているので、スポーツ栄養学関連の本は読み漁りました。

で、これらの本に出ている食事内容で、もっとも摂取比率の高い栄養素が、「炭水化物」(糖質)なんですね。

それは何故か?

どんな競技にせよ、実際の試合より練習の方が運動量も多いですし、体を動かす時間も長くハードです。

そのハードな練習では、糖質を代謝しないとすぐにガス欠になって練習どころではなくなってしまうからなんですね。

なので、即エネルギーとなる糖質がメインの食事内容になってきます。

その上、トレーニングを重ねて体を作らねばならない競技では、大量の食事を摂取します。

プロレスの選手や力士の方の食事がハンパな量じゃないのは有名な話ですが、シンクロナイズドスイミングの選手も、びっくりするくらいの量の食事をされます。

1日に5000~7000kcal分の食事を摂られるそうです。

体を作ることに加えて、それだけ練習でエネルギーを消費するので、大量に食べないと体が動かないわけです。

ここからが問題。

巷間、「糖尿病の原因は高カロリー食事」なんて未だに言われています。

ですが、大量にカロリーを摂取して練習で大量に消費すれば、余剰なカロリーは発生しません。

なので、「糖尿病の原因=カロリー」だったら、糖尿病になるわけありません。

「糖尿病の原因=カロリー」説を声高に主張される方の中に「糖尿病になったのは、現役を引退して消費カロリーが減ったからだ」なんて仰る方もおられますが、現役引退したら練習量も減るんでおのずと食事量も減ります。

例えば、シンクロの小谷みか選手、現役時代の食事内容をテレビで見ましたが、びっくりするくらいの量を食べておられました。けど、現役引退しても太っておられません。

なんでやとゆうたら、食事量が減ったからでしょう。

私の周囲の引退した選手たちでも、現役当時と同じだけの量を食べているやつは一人もいません。

これでは、

「糖尿病になったのは、現役を引退して消費カロリーが減ったからだ」

は、全く的外れな見解になります。

では、スポーツ選手も糖尿病になる真の理由は何か?

大量に摂取する食事量に比例して、糖質も大量に摂取しているからだと私は考えます。


<次回、本題だよ〜>
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